最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

今日の自宅窓から野鳥さん

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 鳩は年中よく見かけます。公園などに居る鳩よりも用心深くて人慣れしておらず、近寄るとすぐに逃げます。しかし窓際でじっとしていると、案外近くまで寄って来るようになりました。

 鳩って案外間抜け顔に見える。

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 あれ?スズメかな。と思いましたが、一回り大きいし、鳴き声もスズメより低い。

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 ツグミさんですね。3~4羽以上見かけました。自宅窓から見たのは初めて…いや、見ていても認識できていなかっただけかも知れません。少なくともカメラに収まったのは初めてです。

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 相変わらず飛ぶところを撮るのは難しいね。やっぱり望遠レンズが欲しくなってきました。


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久しぶりの自宅窓から見る野鳥さん

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 昨年11月中旬、4年程続いた自宅療養と言う名のぐーたら生活を終え、就職して社会復帰をしております。そんなわけで、のんびり自宅の窓から外を眺める時間もすっかり減ってしまいました。冬の日は短く、暗いうちに家を出て、暗くなってから家に帰ってきますからね。

 そんな中で休みの日などに家の窓から撮った写真を、昨年末くらいの分からいくつかピックアップしまして、と。

 上の写真だけは家の裏の田畑を散歩していた時のものですが、以下の写真はすべて家の1Fリビングの窓からその田畑にやってくる鳥を撮ったもの。望遠レンズもありませんので、写りが悪いのはごめんなさい。でも肉眼で見えている感じに近いってことです。

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 いつものケリさん。いつも通りの足長です。

 でも今日何羽か見たケリはすべて片足で立っていました。土が冷たいから触れる部分を減らしたい、などの理由があるのでしょうか?

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 ムクドリが何羽か来てました。つぶらな瞳と黄色いクチバシが印象的です。キュルキュルと鳴く声も数羽ならなかなか心地よいです。

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 しかし街中で大きな群れを成し、街の厄介者となっている報道もしばしば耳にするようになりました。元々は益鳥だったはずですが、時代や場所が変われば価値観も変わりますね。

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 実は変わっているのは鳥ではなく人間社会のほうなのですが、勝手に益鳥だの害鳥だのに扱われて椋鳥にとっては迷惑なものかも知れません。

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 たぶんカワラヒワかな。鉄道の反対側には川がありますので、この田畑には鴨や川鵜(カワウ)といった河川沿いでよく見られる鳥たちもやってくるのです。

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 羽を開くとこんな感じで鮮やかな黄色です。

 飛んでる鳥はデジタル一眼でもなかなか綺麗に撮れませんね…。スマホカメラだとほぼ無理ゲー。

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 田畑の脇の竹藪でジョウビタキを見かけることがあります。しかしこの竹藪、家の窓から直線距離で200~300mくらい、さすがに望遠レンズ無しで藪に居る鳥はカメラに捕らえられません。

 でもこの時はリビングの窓のすぐ下にジョウビタキがやってきてました。すぐにカメラを取りに行ったのですが、その間に少し遠くに飛び去ってしまいました…。


 なかなか鳥を写真に収めるのは難しいものですね。動くの早いし、近づくと逃げるし。家の窓から見かけたけれど、まだ全く写真に撮れたことがないのはメジロとヒヨドリ。まぁ四六時中張っているわけでもないので、また機会があれば。

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一つ前の駅で降りて歩いてみる

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 朝、少し早めに出て
いつもより一つ手前の駅で降りて
歩いてみる。

こんなに身近にも非日常はある
小さな旅だ


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非合理的で無為なことだと
笑う人もいるかも知れない

だが
非合理で無為なことにこそ
『楽しい』があるのだと私は思う

世の多くが理解を示す趣味や道楽でさえ
興味のない人にとっては非合理で無為なことなのだ


【写真】2021年1月 (京都市)
【文章】2021年1月
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窓際の招き猫

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 マレーシアのマラッカの中華街のお店の窓際に鎮座していた招き猫。

 そういえば招き猫は確か日本発祥だったと思うが、昨今では中華圏や華僑が多いアジアの街などでよく見られる。日本の招き猫は小判を抱えているものがよく見られるが、中華圏のものは銀錠(元宝・銀鋌・馬蹄銀)を抱えたり、手にしていることも多い。

 日本では、右手(右前足)を挙げている招き猫は金運を、左手(左前脚)を挙げている招き猫は客を招くとされる。両手を挙げるのは「お手上げ」に繋がり、欲張りすぎるのは良くない、とされているが、中華圏では両手を挙げたものもしばしば見かける。両手を挙げた招き猫は、最初台湾でアレンジされて作られ、それが中華圏に広がったと聞いたこともあるが、詳しくは知らない。

 まぁそんなことはどうでも良いが、窓に並んでいたこの招き猫、なんだか和む。

【写真】2018年11月
【文章】2020年11月
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訪米をきっかけにジーンズを履くようになった

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 私は若い頃から長い間ジーンズを履かなかった。子供の頃に親に買い与えられた気もするが、ほとんど履いた記憶はない。ゴワゴワして重くて動きにくいという印象しかなかった。

 学生時代でもカジュアルファッションには無頓着だったし、特にアメカジとかTシャツ+ジーパンみたいなラフなスタイルには興味がなかった。私服はたいてい綿パンやスラックスっぽいズボンだった。あまりスキニーではなく、タックが入って少しゆったりとしたものだ。

 そういう服を好んだのは、自身のスタイルの特異性や劣等感にもあったと思う。10代後半から20代にかけて身長は176cm程度、体重は50~55kg程度だった。結構な細身だと思うが、それだけでなくウエストが女性のようにくびれていて細く、体重(kg)とウエスト(cm)がほぼ同じ数字で推移していた。胸囲やヒップは恐らく90cm程度だ。この体格のせいで、ズボンにはタックが入っていないとまったくフィットしないし、市販のジーパンなどはまったく合わない。それに身体のラインが見える服を着るのも好きではなかったのだ。

 そんな私が人生で初めてジーパンを買ったのは35歳の時だった。とあるプロジェクトでアメリカに数週間の出張に行ったのだが、この時休みの日だったか仕事終わってホテルに戻るときだったか忘れたが、チームメンバー数名でアウトレットモールに行くことになった。前述の通り、私は元々ファッションやブランドには興味はなかったが、当時のリーダーの人がなかなかオシャレに詳しい人で色々教えてくれたのだった。
 
 で、それなら私もせっかくアメリカに来た記念に何か買ってみるかな、ということで買ったのが、上の写真のリーバイスのジーンズ、というわけだ。確か2500円くらいで購入したと思うが、日本で買うと倍以上はすると教えてくれたのも当時のリーダーだった人だ。

 せっかく買ったので、それからはちょくちょくとジーンズを履くようになった。学生時代の友人は、私がジーンズを履いているだけで驚いたものだったが、履いていると愛着も湧く。結局このリーバイスは私のお気に入りの一つとなった。

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 そして私の2本目のジーンズ。「私の」というには語弊があるのかも知れない。というのも、このジーンズは元々家内のものだからだ。家内が全く入らなくなってしまったのだが、試しに私に履かせたところ、ウエストはこぶし2つ分程度の余裕があったので、そのままお下がり。

 元々家内がかなり長めの裾で履いていたのが、私には短めになるくらい。この数年の流行りなのか、周囲を見ると短めの人も多いので、そんなに目立たない。

 ちょっとスキニーな感じで、股上は短め、というより私が履いているズボンの中では一番短い。少し慣れない形で動きにくかったり、ポケットも薄く浅いので財布やスマホも入らないのが難点だが、ちょい履き用としては申し分なく、サブのジーパンとして重宝している。

 ブランド等は表示がないのでわからない。

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 人生初めてアメリカで買ったリーバイスジーンズは、十数年間で結構ボロボロになった。所々破れたり穴が開いているし、薄くなっている部分もあって下着が透ける。写真では見えないが、ポケットは全部穴が開いている。直すのも難しそうで、さすがにもう寿命らしい。新しく代わりのジーンズでも買おうかと、少しユニクロ等で見たりもしていた。

 そんな時、ふと通りかかったお店の店頭で出会ったリーバイス。売れ残っているサイズが現品限りで安くなっているようだった。ウエストは少し余り気味だが、ベルトをすればOKだろう。ヒップの辺りや裾はだいたいフィット。

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 という感じで、人生2本目のジーンズを買ったのだった。ちなみに2900円。たぶん普通に買えばもっと高いのだろう。

 
 私はモノに愛着が湧すぎるタイプだろうと自覚はしている。

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プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



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    2016/6/2開設