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 前日の記事で紹介したカンチャナブリーのクワイ河にかかる橋は鉄道橋ではあるものの、住民や観光客はこの橋を歩いて渡ることもできる。私も渡ってみることにした。

 レールの間に敷板があり、そこを歩いていくことになる。しかしこの橋は現在でも普通に鉄道橋として使われている橋なので、当然渡っている途中に列車 が来ることもありうる。そのときはどうするのかというと、上の写真の中ほどに見える待避所に入り、そこで列車をやり過ごすのだ。

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  幸か不幸か、私が渡っている時にも前から列車がやってきた。最寄りの待避所に入り、列車をやりすごす。列車のスピードはゆっくりであるが、 電気機関車のモーターの轟音、重い列車が鉄橋を揺らす振動、さらに至近距離での列車の起こす気流は、思っていたよりもはるかに凄まじい。下が河であることも合わさって、かなり迫力とスリルがある。

【写真】1997年2月
【文章】2005年11月 2016年6月若干修正

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