以前の記事『タイ=ラオス間で唯一の跨いで越える国境』でも触れたが、2000年代初頭でタイとラオスの間の観光客にも開放されている国境は5カ所あった。そのうち4か所は大河メコンが国境を成している。
ラオスの北西部になるファイサーイとタイ北部チェンラーイ県のチェンコーンとの間の国境も、メコンを越えることになる。
ラオス側の街ファイサーイで出国手続きを行った後、もう離岸寸前だった渡船に滑り込む。広いメコンの向こう側はタイである。タイ側の街チェンコーンの入国管理事務所が目の前に見えている。写真中央の建物がそれだ。
ラオス側の街ファイサーイで出国手続きを行った後、もう離岸寸前だった渡船に滑り込む。広いメコンの向こう側はタイである。タイ側の街チェンコーンの入国管理事務所が目の前に見えている。写真中央の建物がそれだ。
明らかにタイよりも何かにつけて不便なラオスだが、なぜかタイを離れる時よりも、後ろ髪引かれる思いがはるかに強い。日本が忘れつつある『無いことの良さ』が、懐かしくて快く感じるのかも知れない。
ちなみに写真に写っているのは船頭さん。
【写真】2004年4月
【文章】2005年12月 2018年1月修正