香港島の北角(ノースポイント)、文字通り香港島の北端の付近にある春秧街(チュンヨンストリート)は、歩行者天国となっている道路の真ん中をトラム(路面電車)が走り抜ける。
北角発着の電車の折り返しのため、メインの大通りから一つ入ったところにあるこの春秧街をグルリと周っていくように線路が敷設してあるのだ。
かつては露店が線路すれすれ、あるいは線路上まで迫り出し、トラムが警笛を鳴らしながらやって来ると避ける、という状態だったそうだが、写真の2007年当時でもかなり規制されており、さすがに線路上に品物を置いていることはなかった。
両脇のアーケードは、昔ながらの市場の雰囲気だった。生鮮や雑貨など、生活にかかわるものを売っている庶民の市場だ。
トラムがやってくるとこのような感じ。下町の情緒が残るこの風景には、派手なデコレーションのトラムはちょっと似合わないと感じる。
【写真】2007年3月
【文章】2016年10月
北角発着の電車の折り返しのため、メインの大通りから一つ入ったところにあるこの春秧街をグルリと周っていくように線路が敷設してあるのだ。
かつては露店が線路すれすれ、あるいは線路上まで迫り出し、トラムが警笛を鳴らしながらやって来ると避ける、という状態だったそうだが、写真の2007年当時でもかなり規制されており、さすがに線路上に品物を置いていることはなかった。
両脇のアーケードは、昔ながらの市場の雰囲気だった。生鮮や雑貨など、生活にかかわるものを売っている庶民の市場だ。
トラムがやってくるとこのような感じ。下町の情緒が残るこの風景には、派手なデコレーションのトラムはちょっと似合わないと感じる。
【写真】2007年3月
【文章】2016年10月