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 台湾最南端の鵝鑾鼻(ウォーランビ)のそばにあったコンビニらしきお店。

 一見するとセブンイレブンに似ているデザインだが、7の形が鏡のように左右逆でFの文字がモチーフになっている。たまたまでこれだけデザインが似ることはないと思うので、恐らくある程度は意識的なものだとは思う。色合いもセブンイレブンより心なしか暗い配色に見えるのは、古ぼけているのか、わざとそうしているのか。

 中に入ると、昨今の近代的で画一的なデザインのコンビニではなく、例えていうと地方の道路わきによくあるヤマザキショップみたいな、パンや雑貨などが置いているお店だった。うまく言えないが、お客さんが店に入るとピロピロ~ンと音が鳴って、奥からおばちゃんが出てくるような、そんな雰囲気だった。

 これも2011年のことなので、今でも台湾の同じ場所にあるのかはわからない。

 昔は日本でもこんな感じのお店はよくあったものだが、昨今では日本中どこでも綺麗なコンビニが増えて、ほとんど見られなくなってきている。私にとっては、特に昔ながらの店に思い入れはないが、全国あるいは世界のどこにいっても画一的なデザインやサービスは、やはり安心感もあるが、つまらなさも感じてしまったりする。

【写真】2011年8月
【文章】2017年2月
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