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 こちらは以前にも紹介したラオスの古都ルアンパバーンを流れるメコンの支流、カン川。写真も以前の記事と同じもので恐縮である。

 ルアンパバーンを訪れたのも、もう十数年も前のことである。発展著しいラオスで、とくに世界遺産にもなっているルアンパバーンなので、今では大きく変わっているだろうなぁ、と思いながら、Googleのストリートビューで少し散策してみた。

 そういえばルアンパバーンにある小高いプーシーの丘の裏手辺りを歩いたときは、ほんとになんにもない田舎道だったはずだが、今では道も綺麗になり、ずいぶん様相も変わっているので、私の薄れゆくなかでも未だ残っている記憶と、なかなかマッチングしてくれない。同じはずの画像を重ねてみてもズレてしまうような、もどかしい感覚だ。

 そんな中、過去に写真を撮ったと思われるカン川の畔の道を見つけた。もちろん様相は変わってしまっている。過去の写真もほとんど目印がないので、さすがに場所の特定は難しいかと思ったが、川の曲がり具合などで当たりをつけると、案外見つけられるものである。


 そうそう、過去記事にも書いたが、手前の灰色の石造りの欄干のようなところに座って休んでいたら、アイスクリーム売りのおじさんの自転車が通りかかったのだった。当時、それ以外の部分の綺麗な歩道や塀のようなものは全くなかったように思う。

 道や建物は変わっても、山や川は比較的変わりにくいのだろう。もちろん自然の力や治水・造成の工事などで大きく変わってしまうこともあるのだろうけれど。

【写真】2004年4月
【文章】2017年12月
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