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 興味のない方は驚かれるかも知れないが、日本でモータースポーツが行われるサーキットは、レーシングカート用の小ぶりなものまで含むと、軽く100以上存在する。

 日本でカーレースの最高峰であるF1が開催可能なサーキットは、鈴鹿サーキットと富士スピードウェイの二つであるが、1980年頃までの生まれの方なら、過去に岡山国際サーキット(旧TIサーキット英田)で開かれたことも覚えていらっしゃるかも知れない。確か当時アイルトン・セナが出した岡山国際のラップレコードは未だに破られていないはずだ。

 鈴鹿、富士、岡山を含め、国際レースが開催可能な国際自動車連盟(FIA)公認のサーキットは日本に7つ存在する。そのうちの一つが栃木県の『ツインリンクもてぎ』である。ちなみに他の3つは十勝(北海道)、菅生(宮城)、日田(大分)にある。

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 鈴鹿と同じくホンダの出資により作られたサーキットである。

 オーバルコースとロードコースが重なるように併設されている。写真の奥がオーバルのコース、手前がロードコースだったかと思う。非常に珍しく面白い設計だ。

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 順番待ちをしている時に、RX-7(FD)やロータスのエリーゼ等が快音を響かせていた。

 ほとんどのサーキットでは、走行会やスクールなどのイベントに参加すれば、レーサーのライセンスを持たない一般人でも走ることができる。

 車の性能次第だが、直線も長いので、素人でも危険や恐怖を感じることもなく200km/hくらいは軽く出せる。コーナーでタイヤが少々滑っても、広いからそんなに怖くもない。

 一度そういった体験をしてみるのも悪くはないと思う。良く言われることだが、車の挙動の限界を知ることは、運転の上達にも非常に有益であったりする。

【写真】2014年8月
【文章】2018年4月
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