20171027_153002A

 タイトルは誤植ではない。看板の文言そのままだ。
 もちろん看板が間違っているわけだが。

 『よじ登るないでください』

 うむ、実に惜しい。中国でよく見るヘンテコな日本語の中では、比較的ましなほうだ。

 『安全に注意する』

 ここは命令文にしなければならない。こちらも惜しいのだけれど。もちろん言いたいことは理解できるので、良いと言えば良いのかも知れない。ただ海外からの観光客も多い場所で相応しいものだとは思えない。

 英語の方にも違和感を感じる。”No Climbing”だと、登る行為は一切ありません、って言われているようだ。普通は”Do not climb"だろうと思う。”Caution danger”に至っては注意・危険と単語を羅列しただけだ。"Be careful"とか”Safety caution”あたりが適当な気がする。ただし私はそれほど英語が得意なわけではないので、私が間違っているのかも知れない。

 ハングルは意味は残念ながら私には読解できないが、日本語と英語を見る限り、似たり寄ったりではないかと疑心暗鬼も生じる。


 不思議に思うのが、中国の技術や品質は、今や日本より格段に劣っていることもないはずなのに、なぜこういう所謂品質不良がたびたび流出し、頻繁にみられるのかということだ。こういった看板でも、発注、デザイン、作成、納品と受領、設置、など様々な人や会社を経ているのが普通だと思うのだが、なぜこれらの過程で有識者に見てもらったりして、チェックされないのだろうか。もしかして発注先の面子を潰さないように、なかなか指摘しがたいような商流が多いのだろうか、と想像したりもする。

【写真】2017年10月
【文章】2018年6月


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