香港の西港城(ウエスタン・マーケット)は香港最古の市場とされる。1906年に建築され、1990年には古跡に定められている。昔どうだったのかは知らなくて残念なのだが、写真の2007年当時は綺麗なショッピングモールになっており、シルクを扱うお店、あるいは伝統工芸品や贈答品のお店が多かった。
開業以来、何度か大規模な改装も重ねているとのことで、今は変わっているかも知れないし、これからまた変わるかも知れない。
1990年に古跡に指定された際にも、大規模なリノベーションが行われたらしい。入口のすぐそばに、記念プレートが埋め込まれていた。
どうやらこの裏側にはタイムカプセルが埋められているらしい。今は掘り出されているのか、それともいまだ眠っているのかは知らないが、もし掘り出す時期が決まっているなら、それも明記してあって然るべきだと思うので、おそらく取り壊しや大きな改装があるまで、掘り出されることはないのだろうと予想する。
何が埋まっているのか興味津々である。ネット上で軽く探してみたが、答えにはたどり着けなかった。ただこれだけ堂々とプレートが埋め込まれているので、誰かが興味を持って調べていても不思議ではない。機会があればもう少し調べてみようと思う。
【写真】2007年8月
【文章】2018年7月