2008-01-31_09.41.17

 タイやラオスなどを旅していると、バスや鉄道駅などで、地元の人がよくカラフルで丈夫なビニール袋を抱えたり、引きずったりしているのをよく見かけた。サイズはこれくらいのや、もう一回り大きいものが多かった。今でも一般的なのかはわからないし、柄も増えているのかも知れないが、昔はとりあえずこのような柄ばっかりだった。

 生地は麻っぽいビニールというか、おそらくビニールシートの生地と似たようなものだと思う。少々地面に引きずったり、乱暴に扱っても、すこぶる丈夫で破れない。軽く丈夫で水にもそこそこ強く、そして安価である。スタイリッシュではないという点を除けば、なかなか万能なバッグだ。

 とはいえ、このバッグをなんと呼べば良いのか、私にはわからない。日本ではほとんど見かけないと思うが、なぜかは知らない。どれくらいの国や地域に分布しているのかもわからない。いや、興味があるのだが、名称がわからないので、調べようがない。しかし、こういうケースでも、なんらかの機会でヒントを得て、そこからパラパラとドミノが倒れるように解かれることは多い。

 写真の場所はカンペーンペットのバスターミナルにて。

【写真】2008年2月
【文章】2018年8月

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