
以前の記事でも書いたことがあるが、私にとって愛媛県の松山はなぜか縁のある土地である。南予出身の家内を持ったこともあるが、知り合うずっと以前にも何度か訪れていた地だ。初めて訪れたのは1970年代らしいが、幼少の頃でほとんど記憶にない。1990年代前半に何度か訪れたのが残っている一番古い記憶だ。
1990年代前半、私がまだ学生だった頃に訪れた際に初めて一人で訪れた時には、鉄道で瀬戸大橋を渡り、予讃線でやってきたと思う。いざJRの松山の駅で降りて、真正面に見えたのが、牛丼の『中野屋』。当時の写真は残っていないが、とっても吉野家っぽい外観だったと思う。四国随一の都市の玄関口で大丈夫なのか、と衝撃を受けたのを覚えている。
上の写真は2005年のもので、まだお店はあったが、外観は少しばかり吉野家ライクではなくなっていた。オレンジ色の基調は変わっていなかったが。

松山は大手全国チェーン店だけでなく、小さなローカルチェーンもひしめく牛丼激戦地とのことで、お店にも興味があった。しかし、なかなかこの駅前で食事を摂るタイミングを外してしまうことが多く、何度か松山駅を利用したにも関わらず、行ったことはなかった。
そして2013年に訪れた際には、松山駅付近で比較的ゆっくりできる時間ができた。しかし、お店はもう無くなっていた。今でも他に店舗があるのかどうかはわからない。
やはり旅の出会いというのは、風物やお店との出会いであったとしても、縁のものである。
【写真】上:2005年11月 下:2013年1月
【文章】2018年9月