20171102_090818A

 世界の色々な国を見てみれば、やはり中国と日本とは似ているところも多い。日本の重要な文化や技術は独自進化を遂げたとはいえ、ルーツの多くが中国であることを考えれば当然のことではある。

 しかし、日本の寺院や廟は、中国のそれらとは様式がずいぶん異なるように思う。日本で仏教や神道、土着信仰が混じるように、中国では仏教や道教あるいは土着信仰が混じっているし、もちろん風土や歴史の違いもあるだろう。そういった違いを発見し、どこがどう違うのか、なぜ違うのかを探求するのはなかなか面白い。

 写真のような意匠を凝らした石柱も、中国の寺院や公園などでは比較的よく見かけるものであるが、日本ではあまり見かけないものの一つだと思う。

 写真は少林寺を抱える河南省の登封の街の東の外れにある中岳廟のものだ。なかなか見事な雲龍が綺麗に彫られている。以前の記事で紹介したが、長岡京市の勝竜寺城には友好都市締結20年を記念して寧波市から贈られた雲龍の石柱がある。それを思い出した。

 この写真の石柱には、なぜかトーテムポールにあしらった鳥の羽みたいなものが付いているが、理由はわからない。そんなに古いものでもなさそうなので、もしかしたら本当にトーテムポールの形に影響を受けたのかも知れない。

【写真】2017年11月
【文章】2018年10月


にほんブログ村 旅行ブログへ