ナコーンシータンマラートはタイ南部の街である。街の規模はそれなりに大きいが、あまり見どころはない、と旅行ガイドなどには書いていたりもする。しかし街を歩いてみると、それなりに色々とあるものだ。
こちらはナコーンシータンマラートの市の柱、ラックムアンの社である。ラックムアンについては、こちらの過去記事でも書いているので詳細は割愛させて頂くが、タイの大きな街には大抵あるその街の守り神のような存在である。
なかなか美しい場所なので、立ち寄ってみる価値はあるのではないかと思う。
立派な白亜のサーンチャオ。サーンチャオとはラックムアンを収めている社のこと。
なんだかチェンラーイのホワイトテンプル、ワットロンクンを思い出す造形である。
濃い蒼の空に白を基調とした尖塔は映える。
正面の階段の両端にあるナーガも真っ白。
こちらが社の中にあるご本尊のラックムアン。四方に面がついているのは変わっているかも知れない。
なにか儀式のような感じでお祈りをされていた方もいらっしゃったので、邪魔にならないように…。
信仰の対象であり、お供えやお祈りを捧げるスペースもある。
ナコーンシータンマラートにいらっしゃる機会があれば、訪れてみるのもよいかと思う。
【写真】2018年12月
【文章】2019年4月