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 マレーシアの港町マラッカでは、壁に描かれたストリートアートが有名で、観光資源の一つになっていると言っても良い。街を散策していれば、そこらじゅうで鑑賞できる。

 そんなマラッカの中でも、中華街のメインストリートであるジョンカーストリートの裏手に、ストリートアートが少しばかり集中している白壁の狭い路地がある。

 実際の構造物と絡めたり、立体的になっていたり、トリックアートのような絵もあったりするので、どこまでが本物の構造物でどれが絵なのか、わからなくなってしまうものもあった。

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 自転車はホンモノだったかな?

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 コーナーに描かれているオランウータン。ちょっと写真の角度が悪いかも。

 左の雨どいに掴まっているように見える。遠近法なども駆使し、キャンバスに描くのではなく立体的に元々ある構造物などを活かす自由な発想が、ストリートアートの魅力であろう。

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 ファンタジーの世界に迷い込んだかのような異世界感。そんなにアートに興味なくても、その雰囲気は楽しめるのではないかと思う。

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 こちらは路地の北側の入口付近。向かい側にあるストリートアート。

 ただこの壁も、Googleストリートビューで見たものとは異なっていた。つまり描き直しや描き足しも随時行われているということだろう。

 場所は以下。Googleストリートビューでも歩けると思うので、ご興味のある方はバーチャル散策をしてみられるのも良いかと思う。


【写真】2018年11月
【文章】2019年5月
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