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 タイのチュンポーンの街で見かけたミニ寿司とおにぎりの屋台。昔に比べて、日本食もずいぶん色々なところで見かけるようになったものだと思う。

 タイではセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニが普及している。もはやない街はない、といってもよいほど、小さめの街にも日本生まれのコンビニがある。店内はもちろん日本のものと酷似しており、そこではおにぎりなども売られていたりする。特に米が主食の国では、おにぎりやお寿司は違和感なく馴染んでしまうのかも知れない。

 とはいえ、コンビニのおにぎりも、屋台の寿司も、若干定番の具材は日本とは違うようだ。もちろん流行も変わるものかも知れないが、見ていて多かったのはサーモンとシーチキン、ゲソ、あとはトビッコや明太子などの魚卵。おにぎりでも同様の傾向があったような気がする。

 日本では見られないような鮮やかな黄緑色の魚卵、なにかしらのグロい貝っぽいもの、うずら卵の目玉焼き、ピーマンのような緑の野菜、などが載ったミニ軍艦たちもある。なかなか興味を惹かれる光景だ。

 ミニ軍艦たちはすべて1個5バーツ(=18円程度)。おにぎりは1個25~30B(100円程度)くらい。日本の値段からすると妥当な線だが、地元のオーソドックスな食事に比べれば若干高めというくらいだ。

【写真】2018年12月
【文章】2019年6月

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