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 海外の日本語のお店の名前には、『京都』やら『千葉』やら『埼玉』やら『大阪』やら、地名をそのまま店名にしているのをしばしば見かける。

 日本なら、たとえば沖縄料理のお店に『沖縄』とついていたら、ちょっとセンスがないようにも受け取れる。そんな直接的ではなく、その地を連想させる単語や旧国名あるいは方言を使う等、もうちょっと遠回しにその地を思わせるような店名にするのが普通である。

 だが海外でそんな遠回しな表現をしても、ほとんど伝わらない。だからもっと直接的に日本を連想させるネーミングになるのだろう。

 とはいえ、写真はマレーシアのペナンで見かけたフットマッサージのお店。名前は『名古屋』。名古屋ってマッサージで有名だっただろうか?とふと疑問に思ったが、そんなことはないはずだ。

 なぜ名古屋という名前を付けたのかもよくわからない。台北の『埼玉』のように響きが良いから、という理由なのか、それとも店主になにか所縁があるのか…よくわからない。謎のままである。

【写真】2018年11月
【文章】2019年6月

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