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 日本でも地方に行けば駅舎がなかったり、申し訳程度の小さな駅舎や待合室しか持たない無人駅を見かける。都市と地方との差が日本の何倍もあるタイで見かけるのは、むしろ当たり前なのかも知れない。

 以前の記事でも紹介しているが、タイ国鉄のホームは列車の乗降口と同じ高さではなく、乗降口には乗降用のステップが付いている。地上の高さから乗り降りするのが普通なので、地方に行けばそもそもホームがない駅もあったりする。

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 これは一番上の写真の駅よりいくつか前に止まった別の駅だったが、周囲は共通して長閑なものだった。

 人が乗降することがあるのか、と思ったりもしたのだが、意外と小さな小屋しかない駅でも、ぞろぞろと乗り降りしているのも見かけた。

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 バス停のような小さな待合室の小屋だけで、駅舎もない。そもそも駅員が常駐することも考えられていない。もちろん案内もタクシーやバス乗り場もない。

 居るのは水牛だけ、という駅もあった。2枚目の写真と3枚目の写真にも人は写っておらず、ただ水牛がいるだけだ。

【写真】2018年12月
【文章】2019年6月
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