DSC_4429

 マレーシアにはアイスカチャンと呼ばれる有名なスイーツがある。マレー文化が根強いシンガポールなどでも見られる。

 カチャンは豆を指す言葉で、元はかき氷に小豆を混ぜたものが原型である。しかし今日では果物や寒天、アイスクリームなど様々な具材やシロップが載せられ、多様に進化している。

DSC_4427

 マラッカ川の川辺を散策していると、結構賑わっているアイスカチャン屋さんがあった。少々休みたかったこともあり、立ち寄ってみることにした。

 ストロベリー、マンゴーなどの幾種類かのトッピングのメニューがあった。値段は正確には覚えていないが、とても安かった印象だけは残っている。

 疲れていて甘味を求めていたし、安かったこともあり、一人一個つまり二人で二個を頼んだ。しかし二人で一つでも良かったと思えるほどのボリュームと甘さだった。

 マラッカでアイスカチャンのお店をネットで探すとジョンカーストリート沿いのお店がよく出てくるが、値段・ボリュームなどを見ても、こちらが断然おすすめだと思う。



 お店はCendol Kampung Huluというお店。本来の入口はJalan Kampung Huluの通り沿いにあるようだが、川に沿った裏口にもお店とテラス席があって賑わっていた。

 ただ一つ難点があって、ヘドロ臭い川の匂いがたまにふわりとやってくるのには閉口した。気になるのであれば、少し場所を変えて食べたほうが良いかも知れない。

【写真】2018年11月
【文章】2019年7月
にほんブログ村 旅行ブログへ