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 私はかなりポテトチップスが好きな方だと思う。しばしば自家製で作るほどだ。そして海外に出れば、大抵の国でポテトチップスはスーパーやコンビニ等で売っている。私は夜にシャワーを浴びたあとのビールのつまみなどにすることも多い。

 日本でもそうだが、ポテトチップスはたいてい色々な味のものが並んでいる。海外では日本では見かけないようなフレーバーもあったりして目移りしてしまうが、やはり日本では見たことがない、そして味の想像もできないようなものを試してみることが多い。世の中にはどんな美味しいものがあるかわからない。ただし結局は基本の塩味に戻ってきてしまうのだが。

 写真は台湾の金門島のもの。その立地からして、製品が台湾島から運ばれてくるもの主体か、中国からのものかはよくわからないのだが、定番の製品群の中にひときわ白い『波的多』と書いた、見慣れない3つのパッケージが目に入った。しかもフレーバーがまたあまり見かけないものである。

 ちなみに波的多はpotetoの当て字であるが、本来中国語のポテト(ジャガイモ)は土豆か馬鈴薯である。

 この3つの白いポテトチップス、左から順に『薔薇塩味』『卵黄味』『タイ・ガパオ味』。2つ目は6折(=4割引き)ということで、他で食べたことがあって味の想像もできるガパオ味以外の二つを購入してみた。

 薔薇塩(中国語で書いてあったのは玫瑰鹽)はいわゆるピンクソルト、ミネラルを多く含む岩塩である。これは塩の旨味が際立ち、なかなか美味しかった。卵黄味は…確かに卵黄の味はするのだけれど、そのコッテリ感がうまくポテトに合っていない感じ、不味いわけではないが美味しくもなく。そして二つに共通していたのが、ポテトがあまりパリッと香ばしく揚がっていなくてイマイチ。とはいえ、またポテチの新たな境地が開けた気がした『波的多』のフレーバーだった。

 海外だとどこでも見るレイズ(Lay's)はだいたい安定して美味しい。たまに変なフレーバーも見かけて、目を白黒させて食べることもあるけれど。

【写真】2019年1月
【文章】2019年7月

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