我が家の玄関の軒先には、二畳分程度の小さな庭がある。ちょっと大きめの箱庭と言えるくらいの大きさだ。
昨日、家内がご近所の軒先にある色鮮やかな花が植えられているプランターを見て、「ウチもパンジーでも植える?」などと言う。私の答えは簡単だ。「パンジーは食べられないし(植えない)」
そう、我が家の庭とその傍の鉢植えでは、基本的に食べるものしか育てていない。以前の記事でも紹介したが、昨夏~秋にはキュウリや青じそを植えていた。箱庭というよりは箱畑である。
そんな箱畑に、最近黄色い花が咲いた。昨秋に植えて、昨年末くらいから間引きしながら食べてきたのだが、まだ残っていたものが温かくなってきて一気に育ち、花も咲いた。
母曰く、野菜類の花はほとんど黄色だそうな。そうだったかな?
こちらはまだ蕾のもの。なんの野菜かおわかりだろうか?
これは正月菜といって、愛知県などの東海地方では文字通りお正月に食べられる野菜だそうで。コマツナに似た感じで少し苦みが強いが、ホウレンソウほどクセはない。いわゆる菜っ葉という感じの味だ。小さいのを間引きしていた時は、みそ汁に入れたり湯がいておひたしにしていた。
育って大きくなってきてもそれほど固くならず、茹でたり、炒めたり、湯がいたりしたら普通に美味しく食べられるので、使い勝手が良い。育てるのも、発芽率も高かったし、たまに肥料や水をやる程度でほとんど手もかからない。種も安価。なかなかお得な感じだ。
こちらは鉢植えのパクチー(香菜)
これも雑草みたいなもので、種を適度にまいて日のあたるところに置いたら、たまに水をやるだけで勝手に生えてくる。特に温かくなってきたら、急激に伸びてきた。
我が家のメニューは中華や東南アジアの味も多いので、使いたいときに使えるのが嬉しい。
レタスみたいなヤツ。実家から株だけもらったので、正式な名前は知らない。
肥料を2~3週間に一度パラパラと撒いておいたら、千切っても千切ってもまた生えてくる不思議。
冬は3~4日放置しても全く大丈夫だったが、たぶん夏場は毎日水やりしたほうが良いはず。
こちらは細ねぎ。種のパッケージに書いてあった種まき時期では秋でもOKだと書いていたが、昨秋に植えてから全然育たなかった。
肥料をやったり、雑草を抜いたり、日当たりの良い場所に植え替えたりしてもダメだったので、ウチの土壌や環境では育たないのかと諦めていたが、春が近づくにつれて一気に成長あ。おかげで薬味には事欠かない。
結局こちらも種をまけば、あとはたまに肥料と水をやるだけで良いみたいで、手がかからない。
さて、青じそはまた植えるとして、夏に向けて他に何を植えようか。
興味深く読ませていただきました。