日本や中国、タイでは、複数のビール醸造メーカーがある。しかしラオスでビールと言えばBeer Lao(ビアラオ)がほぼ市場を独占している。これまでの資本異動の経緯はここでは割愛させて頂くが、いわゆる半国営企業というやつだ。2010年くらいからはカールスバーグの資本も入っているので、その扱いもあったかと思う。
銘柄も元々はスタンダードのラガーしかなかったが、21世紀に入って少しした頃からだったか、ダークやゴールドなどの銘柄も増えた。
日本人にもファンは多い。私もその一人と言っても良いかも知れない。少なくとも中国やタイのビールよりも日本人の口に合うと思う。
写真はたしか本社の醸造所だったかと思うが自信はない。首都ビエンチャンとタイのノンカーイとの国境を結ぶ幹線道路の途中にあるので、恐らく多くの人が見たことのある風景なのだろうとは思う。
上の写真の建物は、今ではもっと立派なものに変わっていたかも知れない。
グッズショップがあったり、醸造所を見学させてもらえたりもするようだ。写真を撮った当時は現地でのそういった情報の入手はなかなか困難だったし、素通りしてしまったのだが、情報化社会は便利なものだ。次に行った時には訪問してみようかとも思う。
【写真】2007年4月
【文章】2017年9月
【文章】2017年9月