最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

VangVieng バンビエン

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

ラオスの山間部の小さな田畑

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 ラオスは基本的に山国である。タイとの国境の大部分となるメコンの流域には少しばかりの平野部となっており、首都を含めたラオスの大きな都市の多くがメコン流域にある。

 メコンから離れた山野部で街が開けている土地の多くは、小さな盆地のようなところだ。観光産業を発達させてラオスの中では比較的潤っていたバンビエンの街もまた、山の中の小さな盆地にある。

 盆地を外れるとすぐに国道も九十九折の山道になるのだが、街を出て山道に入るまでのほんの少しの間は、田畑が広がっているところもある。そんなに広くはない山間に作られた田畑を見ていると、少し日本と似ている感じもあり、なんだか懐かしい気持ちがした。

【写真】2003年8月
【文章】2017年5月

ラオスでバスに乗って移動していたらパンクしてしまった

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 ラオスでバンビエンから首都ビエンチャンに向かうためバスに乗った。バスといっても大型のものではなく、小型のいわゆるマイクロバスだ。

 ラオスの大動脈である国道13号線を順調に南下していたが、突然バスに異変を感じ、運転手がバスを止めた。どうやらタイヤがパンクしたらしい。運転手はこういったトラブルには慣れっこのようで、手際よくスペアタイヤに交換を始める。数十分後には再び無事に走り出すことができた。

 他の乗客は海外からの旅行客ばかりであったが、日本人は他にはおらず欧州人ばかりだった。そういえば当時ラオスで出会う旅行客は欧州からが多かったように思う。彼らも落ち着いたもので、外に出て煙草を吹かしたり、景色を楽しんだりしていた。ちなみに上記のリンク先の記事の写真もこの時バスから降りて撮ったものだ。

 以前の中国の記事でも触れたが、やはり旅先のトラブルというのは小さなものでも良く覚えているものだ。もちろん旅先では好んで火中の栗を拾うようなことはしないし、極力トラブルを避けようと行動する。それでもトラブルには遭遇する。そして思い出に残るのは、何事もなかった旅ではなく、何かしら無駄なことをしてしまったり、苦労をしたり、体調を崩してしまったり、後になってみれば何かしらトラブルがあった時のことなのだから因果なものだ。

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乗っていたマイクロバス。エアコンはついているのに、あまり効かなくて暑かった。

【写真】2003年8月
【文章】2016年11月

ラオス・ビエンチャンからのバスがバンビエンに到着

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 ビエンチャンからバスに乗って国道13号線を北へ向かうこと約6時間、ルアンパバーンまでの中間に位置するバンビエンに到着する。以前の記事でも触れたがバンビエンは観光客に開放することで成功した村で、欧米人の乗降も多い。

 この左側のお店のすぐ裏側はベトナム戦争時代に使われた飛行場の滑走路がそのまま残っている。そしてその滑走路の向こうがバンビエンの集落である。

 バスにはしっかりとVIPと書いているが、そのバスの中の様子はこの通りである。

【写真】2003年8月
【文章】2006年9月

ラオスの大動脈・国道13号線は日本の田舎の県道の雰囲気

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 ラオスの国道13号線は、縦に細長いラオスを縦断する最も主要な大動脈である。だがその幹線道路ものどかなもので、どこかしら日本の田舎の県道などの風景と重なる雰囲気がある。

 日本の主要幹線道路からすると整備状況の差は歴然だ。しかし、これでもラオスでは真っ先に整備されたほうで、1990年代以前は雨期になるとぬかるみにはまって立ち往生することは日常茶飯事、という道路状況だったと聞く。

 またこの国道13号線の一部の地域は山賊が出ることで有名で、当時から外務省の危険情報が出ていた。山賊と言っても昔ながらの剣を持って通行人に襲いかかるような類ではなく、バスにロケットランチャーが飛んでくることもあるらしい。実は山賊の正体は、反政府ゲリラなのである。

 地元では有名な逸話(ジョーク?)らしいが、「国道13号線を走るバスが崖に転落したりゲリラに襲われるような事故に遭う確率は100分の1くらいだから大丈夫、安全!」とのこと。もちろん普通に考えると100分の1で事故に遭うというのはかなり高い確率である。

【写真】2003年8月
【文章】2006年9月

『ラオスの桂林』と言われる山並みとベトナム戦争時代の滑走路

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 観光客にも人気がある山間の小さな村バンビエンは『ラオスの桂林』と呼ばれたりもする。その所以は付近のそそり立つ山々や奇岩である。過去記事の写真でも垣間見ることができる。

 そそり立つ山並みが薄い雲に包まれた様子は、なるほど、水墨画のような桂林の風景を彷彿させる。仙人が住んでそうな気がする。

 写真手前に写っている広場は、ベトナム戦争時代の滑走路で、長らく使われていない。アメリカ軍が引き上げた後、滑走路は整備もされず、そのままになっている。

 そそり立つ山並み、新しく開かれた洋風のゲストハウス、亜熱帯らしい木々、古い滑走路。色々なパーツのバランスが不思議な景色を構成する場所だ。

【写真】2003年8月
【文章】2006年2月  一部修正2016年6月、2018年2月
  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



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    2016/6/2開設