最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

LuangPhabang ルアンパバーン

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

昔見たラオスの山川の風景を探す

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 こちらは以前にも紹介したラオスの古都ルアンパバーンを流れるメコンの支流、カン川。写真も以前の記事と同じもので恐縮である。

 ルアンパバーンを訪れたのも、もう十数年も前のことである。発展著しいラオスで、とくに世界遺産にもなっているルアンパバーンなので、今では大きく変わっているだろうなぁ、と思いながら、Googleのストリートビューで少し散策してみた。

 そういえばルアンパバーンにある小高いプーシーの丘の裏手辺りを歩いたときは、ほんとになんにもない田舎道だったはずだが、今では道も綺麗になり、ずいぶん様相も変わっているので、私の薄れゆくなかでも未だ残っている記憶と、なかなかマッチングしてくれない。同じはずの画像を重ねてみてもズレてしまうような、もどかしい感覚だ。

 そんな中、過去に写真を撮ったと思われるカン川の畔の道を見つけた。もちろん様相は変わってしまっている。過去の写真もほとんど目印がないので、さすがに場所の特定は難しいかと思ったが、川の曲がり具合などで当たりをつけると、案外見つけられるものである。


 そうそう、過去記事にも書いたが、手前の灰色の石造りの欄干のようなところに座って休んでいたら、アイスクリーム売りのおじさんの自転車が通りかかったのだった。当時、それ以外の部分の綺麗な歩道や塀のようなものは全くなかったように思う。

 道や建物は変わっても、山や川は比較的変わりにくいのだろう。もちろん自然の力や治水・造成の工事などで大きく変わってしまうこともあるのだろうけれど。

【写真】2004年4月
【文章】2017年12月

ラグビーボール大の巨大な果実、ジャックフルーツ

ジャックフルーツの木と果実

 ラオスの古都ルアンパバーン近辺の村で見かけたジャックフルーツの樹。巨大な木に巨大な実が鈴生りにぶら下がる様は、なかなか圧巻であった。
 
 ジャックフルーツはタイではカヌンと呼ばれている。中国語では波羅蜜で、日本でもそれを音読みしたパラミツというのが本来の名前だそうだが、ジャックフルーツと呼ぶほうが一般的な気がする。

 ドリアンに似たブツブツの果皮を持つ。私も初めは混同した。見分け方は、ドリアンは素手でがっしり抱えるには棘が尖っていて痛いが、ジャックフルーツはブツブツしているけれど、そこまでトゲトゲしていない。またジャックフルーツは大きなものになるとラグビーボールを超える巨大な実なので、とりあえず大きいものはジャックフルーツと考えても、そんなに間違いでもない気がする。とりあえず南国の太陽の力は偉大だと改めて思う。

 果実は少しベトベトしており甘い。ドリアンと同じくクセがあるが、ドリアンほどは臭くない。

 別名を長実パンの木、というそうだ。実を焼いて食べたらパンに似ているというパンの木の仲間で、外観もよく似ている。ジャックフルーツも同様に、焼いたらパンに似て美味と聞いたこともあるが、私は体験したことがない。

【写真】2004年4月
【文章】2006年4月 2018年2月修正

ラオス ルアンパバン周辺のメコン川に浮かぶ船

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 以前の記事でも触れたが、山国で道路の整備状況もよくないラオスでは、水運が盛んである。とはいえ、ラオスは海には面していない。川が重要な水運のルートである。

 ラオスの大きな街はたいてい川沿いに位置している。そして川の畔では写真のように船が並んでいる光景を随所で見かける。立派な船着き場なんてものはなく、接岸して板を渡しただけで乗り移るのが大半である。

 私がよく日本の漁港などで見ている舟と、大きさは同じくらいでも形状はずいぶん違う気がする。以下は私の個人的な推測であるが、ラオスの舟はあくまで川を駆け抜けるための舟である。そのため喫水は浅めでコンパクト、そして海の大きな波が来たらすぐにひっくり返ってしまいそうな矢のような形状である。しかし日本で船といえば、その多くは海に出られる舟であり、ある程度は外海の高波にも耐えられるようになっているのだろう。現代の日本に住んでいたら、川と海の舟の違いとか、そんなことを考えたこともなかった気がする。

【写真】2004年5月
【文章】2005年11月 2017年12月修正

ルアンパバン カン川のほとりで休息を

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 ルアンパバーンで合流するメコン川の支流、カン川。川が茶色いと雨後の濁流を想像してしまいそうになるが、これは赤土が多い土壌のせいであり、増水しているわけではない。

 街をお散歩して、川の畔で一休み。通りかかった自転車のアイスクリーム売りのおじさんから、中国製のアイスクリームを買った。子供の頃に食べたようなシンプルで懐かしい味がした。

 アイスクリームを食べながら、遠くの山々やゆったりとした川の流れをのんびり眺めていると時を忘れそうになった。

【写真】2004年5月
【文章】2005年11月 【修正】2016年6月

ドラム缶でラオス酒造り ルアンパバン郊外の村バーン・サーンハイ

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 ラオスの古都ルアンパバーンからメコン川をさかのぼること数十分の位置にバーン・サーンハイという酒造りの村がある。

 産業 が活発ではないラオスやタイの山岳地帯の村では、このように集落全体を観光客に開放しているところがある。観光地化されているのは残念ではあるが、どこか無骨で素朴な生活感も大いにあるところがまたラオスらしい。

 ここではラオ・ラーオというお酒が造られ、織物などと一緒に売られている。ラオ・ラーオは和訳すると『ラオス酒』である。

 『日本酒』が米から作られる醸造酒を指す。ならば『ラオス酒』は何か?答えは米から作られる蒸留酒、すなわち日本で言うところの米焼酎である。味わいは泡盛に近い。

 ラオスでは各家庭でも酒を造っているところも多く、コレがラオ・ラーオ(ラオス酒)だ、という決まった味はない。日本酒やワインといっても幅が広いのと同じである。日本で言う梅酒のように、フルーツなどで味付けしたものもある。

 日本でも鹿児島などでそうしているのをTVで見たことがあるが、ラオスの人がお酒を複数で飲む時にはコップは一つで、回し飲みするのが慣例である。自分に回ってきたコップを空にすると、次の人に注がれたコップが渡り…弱い者から潰れていく…。バンビエンのゲストハウスでそこのオーナーらと、自家製の60度以上ありそうなラオラーオをそうやって飲んだ飲まされたときは、さすがに参った。
 
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 写真は実際にお酒を蒸留しているところである。蒸留酒の製法としては普通であるが、日本の焼酎メーカーのように大規模な装置ではないので、一見して仕組みがわかる。
  1. ドラム缶に醸した米を入れる。
  2. 蓋をして、その蓋に水をいれる。
  3. 下から火を焚く。 →するとドラム缶内のアルコールが蒸発する。
  4. 蒸発したアルコールが水を満たした蓋にあたって冷却され液体に戻る。
  5. 蓋の裏に付着した雫が、管を伝って甕に蓄えられる。
 
 蒸留を開始したばかりのものの原酒は、アルコール度数80%くらいだと聞いた。

【写真】2004年4月
【文章】2005年10月 2017年12月修正
  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



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    2016/6/2開設