最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

HuayXai ファイサーイ

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

何とも長閑なメコンの風景

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 実はこちらの写真の一部を、当ブログ開設当初から2017年現在まで使っているブログタイトルの背景として使用している。(スマホ版の表示では確認できません。)

 ルアンパバーンからメコン川を遡り、ほぼ丸一日かけてタイのチェンラーイ県チェンコーンとの国境を有するファイサーイ付近にやってきたあたりだったと思う。


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 川沿いのこんなところでも生活を営んでいる人々がいる。ちょっとしたお店のようなものもあるが、そんなに客がいるようには思えない。

 ラオスの山間部の主要幹線であるメコンなので、しばしば船が往来する。その休憩などを狙ったお店であろう。ご覧の通り船着き場があるわけでもないのだが、ちょっとしたドライブインのようなものである。

 現在ではどうかわからないが、当時のラオスでは都市部以外は電気も通っていないところが多かった。一応は空港があって都市と言えるファイサーイでさえ、夜8時くらいで電気が止まるとのことだった。当然ながらこのような小さな集落で、都市インフラが整っているわけがない。

 不便なことはあるだろう。無骨で殺風景な風景である。しかし言い換えれば素朴とも言える風景である。なぜかホッとしてしまう自分も居た。それは便利さと引き換えにしてきたものをわかった瞬間かも知れない。だからといって昔風の生活に戻るべきだと言うつもりはないが。

【写真】2004年4月
【文章】2017年8月

国境の渡船でラオスからタイに渡る

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 以前の記事『タイ=ラオス間で唯一の跨いで越える国境』でも触れたが、2000年代初頭でタイとラオスの間の観光客にも開放されている国境は5カ所あった。そのうち4か所は大河メコンが国境を成している。

 ラオスの北西部になるファイサーイとタイ北部チェンラーイ県のチェンコーンとの間の国境も、メコンを越えることになる。

 ラオス側の街ファイサーイで出国手続きを行った後、もう離岸寸前だった渡船に滑り込む。広いメコンの向こう側はタイである。タイ側の街チェンコーンの入国管理事務所が目の前に見えている。写真中央の建物がそれだ。
 
 明らかにタイよりも何かにつけて不便なラオスだが、なぜかタイを離れる時よりも、後ろ髪引かれる思いがはるかに強い。日本が忘れつつある『無いことの良さ』が、懐かしくて快く感じるのかも知れない。

 ちなみに写真に写っているのは船頭さん。

【写真】2004年4月
【文章】2005年12月  2018年1月修正

ラオス メコン川のスピードボート

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 ラオスには鉄道がない。飛行機は便数も少ない上に主要都市しかなく、値段もそれなりだ。そんなラオスの主な交通機関はバスと舟だ。特に山国で曲がりくねった道が多いラオスでは、舟の方が確実に早く行けるルートも多く存在する。古都ルアンパバーンからタイ北部へ抜けるメコン川の舟も、バスで行くより早い。
 
 写真はスピードボートと呼ばれる競艇用のボートを二回りほど大きくしたような舟である。ルア ンパバーンからタイ国境のファイサーイまで約6時間。写真のついたてがある一つ の区画に2人乗せるのでかなり狭いのだが、たいてい8~10人くらい乗せる。
 
 漁船のようにゆっくりポクポクと進むわけではない。モーターボートのように船首を浮かせて、かなりのスピードでかっとんでいく。はじめは引っくり返ってしまうのではないかと内心ビクビクしたし、実際に事故も多いと後に聞いた。ただし一応ライフジャケットは用意されていて着込んではいたが。
 水面を飛び跳ねるように進むので少々濡れたりはするが、天気が良ければすぐに乾くためそんなに気にするものではない。

 たたし閉口したのは、むき出しのエンジンによるもの凄い爆音で数日間は耳がおかしくなったのと、南国の日差しの強さに加え川面の照り返しがプラスされるので、日焼けしすぎて火傷を負ってしまったことである。もし機会があって乗ることになったなら、耳栓(乗り場で売っている)と日焼け止めを濃く塗っておくことを強くお勧めする。

 ちなみにスローボートと呼ばれる舟だと2日かかる。こちらはゆったりの船旅で、途中の村で一泊することになる。時間に余裕があるのなら、こちらで川の風景をゆっくり眺めながら旅をするのも良いと思う。

【写真】2005年8月
【文章】2005年10月 【修正】2016年6月、2017年12月
  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



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    2016/6/2開設