最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

【Singapore シンガポール】

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

シンガポール動物園のナイトサファリ

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 シンガポール動物園は『ナイトサファリ』が有名である。その名の通り、夜の動物園を巡ることができる。昼間元気な動物たちの普段とは違う姿や、夜行性の動物の生態などが見られる。動物好きでなくても、非常に興味深くて面白いのではないかと思う。

 ところで前もってお断りしておきたいのだが、訪問当時のコンパクトデジカメの性能はそれほど良くなかった。特に圧倒的に違うと感じるのが、暗所での撮影である。昨今のカメラは暗い所でもかなり綺麗に撮れるようになっているのが感動的でもある。ともかく、薄暗く保たれており、フラッシュ撮影も禁止されているナイトサファリでは、綺麗な写真がほとんどないことにはご容赦頂きたい。

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 ナイトサファリを周るのにトラムサファリという連結式の電動カートが用意されている。確か別途料金が必要だったはずだが、いくらだったかは失念してしまった。

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 私もとりあえずこのトラムサファリに乗って園内を巡るツアーに出かけたわけだが、後から思えばこのトラムでのツアーは不必要だったと思う。まぁ最初はわからないし、他の客も皆これで行くのでそうすべきものなのだろうと思ったのだから仕方がない。

 実はナイトサファリを巡るのは、この電動カートに乗り込まずに、歩いて回ることもできる。園内は広く、トラムが巡るコースは園内すべてではない。逆にトラムでしか行かない場所はほとんどない。歩いて行かないと全ての動物を見て回ることはできないのだ。

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 それに乗り物で通過するだけでは、満足に見られないこともある。しかし徒歩なら立ち止まることも可能なので、自分のペースで心行くまで観られる。

 私も最初はカートに乗って一周したわけだが、物足りないというか、見ていないところがあるのがもったいないと思ってしまう貧乏性というか、結局歩いてもう一周してしまった。

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 恐らく旅行ガイドや他の紹介ページなどではカート(トラムサファリ)の紹介が書いてあるとは思うが、もし体力と時間が許すなら、最初からカートには乗らずに歩いて回るのが私的にはお勧めである。

 ゆっくり歩いて見て回ると、だいたい1.5時間程度だったと思う。もちろん熱帯のジャングルの中の動物園なわけだから、比較的涼しい夜の時間帯とはいえ、それなりに暑い。でも苦労以上の満足はあると思う。

【写真】2011年11月
【文章】2019年7月

シンガポールの韓国料理屋さん

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 決して国際的であるとは言えないと思われる日本でも、様々な国の料理を出すお店がある。国際的な国とも言えるシンガポールで色々な国の料理に出会えるのは、当たり前だと言えるのかも知れない。

 この時は仕事でシンガポールに滞在していた。休日に街を歩いていると『アリラン』の文字を見かけた。どうやらレストランのようだ。アリランを漢字でこう書くとは知らなかったが、中国語読みすれば読める上、ローマ字でも表記されている。アリランが朝鮮を代表する民謡だと知っていれば、そのレストランが韓国料理を出すのだろうと連想することは容易い。
 
 左隣はどうやら香港料理のお店だった。この一帯は少し小綺麗なお店が並んでおり、他にも中華やベトナム料理のお店などがあったと思う。

 シンガポールの休日の散歩では、良さそうな界隈や気になったお店などを写真で撮って記録しておいた。もちろん仕事に余裕ができたときなどに再訪したいと思ってのことだが、忙しくて実現することは稀であった。この界隈も結局再訪できていないままである。旅に出るたび、そういう場所ばかりが増えて困る。

【写真】2009年2月
【文章】2019年5月

シンガポール国内のマレー鉄道の鉄路

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 マレー半島の先端にあるシンガポールは、マレーシアから独立した国であり、密接で微妙な関係にある。そしてその歴史の経緯もあり、シンガポール国内にはマレー鉄道が管轄している鉄路があった。

 以前に国境のシンガポール側の駅を紹介した記事にも記載しているが、2011年より国境の橋付近にあるウッドランズが終点となり、シンガポールの市街までは走っていない。この写真は2009年のもので、まだシンガポール領内をマレー鉄道が縦断していた時のものだ。ちょうど国境のウッドランズとシンガポール駅の中間くらいの場所である。

 走っている本数も少なかったので、この時鉄道がやってくるのを見ることはなかったが、私が次にシンガポールを訪れた時には、すでにシンガポール領内のマレー鉄道はほぼ廃止された2年後だった。もしこのことを知っていたら、列車がやってくるのを暇つぶしに待ってみたかも知れないが、旅の縁とはそういうものだ。

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 まだ走っていた当時でも、草臥れた感じがあった。この看板も数字らしきものが書いてあるようだが、錆びてしまって読めない。

 今ではもう鉄路などは撤去されて、もしかしたら跡形もなくなっているのかも知れない。

【写真】2009年3月
【文章】2019年1月

シンガポールで何となくMRTを降りて海岸の公園に行ってみた

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 シンガポールは一つの国ではあるが、その国土の大部分を占める本島でも淡路島程度の大きさである。端から端まで車で走って、だいたい1時間くらいだ。そんなシンガポールに旅行で長期間滞在していると、特に行きたいところもなくなってくる。

 以前の記事『フィーリングで降りたって放浪してみる』にも書いたことがあるが、そういう時は特に目的地もなくMRT(地下鉄)や路線バスに乗って、なんとなくフィーリングで降りて街を歩いてみたりする。

 この時降りたのはMRTのPasir Risという駅。漢字表記が巴西立と書くのも妙に面白い。日本人の我々が『パシリ』と聞くと、使いっ走りを想像するが、実際それに似た発音だ。

 特に下調べなどはしておらず、ガイドブック等にもなにも載っていなかったのだが、大きな地図を見ると海沿いに大きな公園がありそうだったので降りてみることにしたのだ。

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 この辺りはシンガポールといってイメージするような観光エリアや繁華街、あるいはビジネスエリアや石油化学コンビナートがあるわけでもなく、宅地が多いようだった。鮮やかな色のマンションが積み木のように並んでいて面白かった。

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 駅のすぐ近くには広い芝生の公園があったが、もしかしたらこれから何かが建つのかも知れない。

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 海沿いの公園のほうに歩いてみた。公園内はサイクリングロードが整備されており、自転車レンタルのお店もあったので借りてみた。週末ではなかったので、人も少なく静かで快適だった。少々寂しげなくらいだ。

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 南国の海岸の公園をサイクリングする機会というのもそれほど多くはない。写真は映えないかも知れないが、空が晴れ過ぎていないのも幸いした。南国のカンカン照りの中で自転車を長時間漕ぐのは、もはや自殺行為とも言える。

 この少し向こう側には遊園地かウォーターパークみたいな施設があったが、平日で閉まっていたと思う。その横をすり抜けるように自転車で走ったのを覚えている。その後、公園から少し出て街を走ってみたりするのも違った風景が見えて面白かった。

【写真】2011年11月
【文章】2018年12月

シンガポールの国際列車の玄関口ウッドランズ・トレイン・チェックポイント

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 以前の記事でマレー半島を縦断してタイのバンコクとシンガポールを結ぶ国際特急列車を紹介したことがある。マレー半島の先端に位置する島国シンガポールは、マレー鉄道の南端の終着点である。

 欧州はシェンゲン協定により国境を特別な手続き無しに越えられる国々が多いが、普通は国境を越える場合、出入国の手続きが双方の国境の駅で必要になる。

 写真はマレーシアのジョホールバルで出国して、シンガポール側に到着したところ。

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 シンガポール側で入国手続きをする場所は、ウッドランズ・トレイン・チェックポイントと呼ばれている。

 昔はその名の通り、ここはチェックポイント、すなわち入国手続きを終えた後、また列車に乗ってシンガポール市街中心部まで行くことができたのだが、2011年6月にここからシンガポール市街までは廃線になった。すなわち現在ではシンガポールの北の端にあるウッドランズは、チェックポイントではなく、マレー鉄道のシンガポール側の終着駅であるわけだ。

 この写真を撮ったのはシンガポール島内のマレー鉄道が廃線になって約半年後の2011年11月で、少なくともこの時はまだチェックポイントと呼ばれていた。今はどうかはわからない。

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 当時はターミナル駅という様相ではなかった。長距離列車の終着駅というのは、うまく言えないがある種の旅情を漂わせるものだと思うが、まだそういう雰囲気ではなかった。今はどうかはわからない。

 ただし簡単に市内交通(MRT)に乗換可能なので、特に便が悪くなったということはなかったと思う。

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 外から乗ってきた列車をパチリ。もちろん豪華特急ではない。ジョホールバルとシンガポールの間には、日に何本か国際列車が運行されているのだ。

 ただし単に移動するだけなら、おそらくバスを使うほうが簡単で便利だと思う。本数も多いし、市の中心部から乗換もない。ただ列車で国境を越えて出入国手続きをすること自体が、私にとっては珍しい経験であったし、やはり鉄道旅の旅情みたいなものを感じてよかった気がする。

【写真】2011年11月
【文章】2018年11月




  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



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