最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

南投

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

どことなくレトロなデザインのバス

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 この時は台湾のローカル鉄道・集集線に乗って、水里という駅までやってきた。水里は山間の小さな街で、ここからバスに乗って日月潭まで行くことにした。日月潭はこちらの記事で紹介しているが、台湾有数の風光明媚を誇る湖である。

 バスはそれほど本数が多くはなく、1時間ほどの待ち時間があった。ちょうどよかったので、近くの食堂で魯肉飯をサラリと食したり、ふらふらと小さな街を散策したりした。

 さてバスがやってきた。緑色の、どことなく武骨なのに愛嬌があるような、とにかくあまり見かけない外観だ。私は普通自動車ならある程度詳しいほうだとは思うが、バスやトラックあるいは特殊車輛などにはあまり明るくない。このバスが古いのか新しいのか、メーカーや作られた国がどこなのか、今となってもよくわからない。

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 このバス停から乗り込んだのは私だけだったが、車内には数人の先客がいた。中も路線バスらしくない落ち着いたデザインだ。外観も含め、色々なところに使われている丸味や曲線が、柔らかく味わい深い雰囲気を醸し出すのかも知れない。

【写真】2011年8月
【文章】2018年10月

エビ釣ってみる?

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 ワニ釣りはタイのワニ園での話題だったが、今回は台湾のお話。

 台湾の町中では、たまにエビ釣り場というのを見かける。写真は南投県の小さな町のものだが、台北でも見かける。特に故宮博物館の近くでズラリと並んでいる通りが有名だ。

 いわゆる釣堀で、釣ったばかりのエビを調理して食べることができる一種のアミューズメントパークである。

 日本では私は見たことがないし、少なくともポピュラーではないと思う。どうして台湾では普及しているのか、どんな歴史があるのかはわからない。もし伝統的な遊びであるなら、日本統治時代に輸入されていてもおかしくはないが、昔の日本にあったとも聞かない。すなわち恐らく日本統治時代より後にできたのかと思ったりもするが、もちろん単なる予想だ。

 ただし台湾の人と話題にしたことがあるが、どうも台湾人の間でエビ釣りが一般的な遊びとして定着しているということでもないようだ。というよりも、最近ではどうかわからないが、昔はエビ釣り場はガラの悪い遊び場という印象があったようだ。日本の昔の公営ギャンブル場やパチンコ屋あるいはゲームセンターのような印象、と言えば良いのだろうか。ヤンキーやチンピラが集って、煙草やビンロウを喫したり、酒を飲んだりしながら、というイメージらしい。

 とはいえ、家族連れも訪れる場所なので、別に我々のような旅行者がフラリと立ち寄ったとしても、邪険に扱われることも、怖い思いをすることもないと思う。私は一人旅の時に入って覗いただけで釣りはしなかったが、特に不穏な雰囲気があるようには思わなかった。

 私は日本でも釣堀での釣りは好まないし、家の近くの川でテナガエビを釣ったりしていたので、特に挑戦しようとは思わなかったが、アトラクションとして楽しむのはアリだと思う。

【写真】2011年11月
【文章】2018年3月



肝っ玉の小さい方は入らないでください

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 別にお化け屋敷や絶叫マシンがあるわけではない。台湾の南投県の紹興酒の博物館にて。

 文法は合っているし、英語と比べても内容が間違っているわけでもなかった。しかしこういった丁寧な文章のわりに、肝っ玉の小さいという部分だけは、なんだか口語的表現だ。こういった辞書にも載っていないニュアンスというのは難しいのだと気付かされる。

 ちなみに、注意しているのは、お酒を酔ったときにどうなるかを疑似体験できるような展示で、確かに若干目が回りそうにはなるかも知れない。

 でも一番気になったのは、最後の読点の位置だ。普通に日本語入力をして、こんな風に真ん中に読点を打つことはできるのだろうか。

【写真】2011年12月
【文章】2018年2月

台湾の鉄道の『警笛を鳴らせ』はわかりやすい

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 道路標識もそうだが、鉄道標識も万国共通ではない。台湾の鉄道で『鳴』という標識があった。恐らく『警笛鳴らせ』であろう。日本の鉄道で同様の意味を表す標識は、黄色い正方形に黒い×が書いてあるものだったかと思うので、まったく異なる。

 以前に『止まれ』(一時停止)の道路標識について記事で触れたことがあるが、一時停止の標識はどうやら日本の三角形のものが特殊で、グローバルスタンダードは八角形らしいと書いた。道路標識でもある程度世界標準的なものとそうでないものとがあるらしいが、完全に一致しないということは、正式なスタンダードはないのかも知れない。ただし道路標識は、道路を使う皆が見るものであるし、昨今はグローバル化が進んでおり、外国人も含めて皆に意味がわかりやすい・伝わりやすいように工夫され、多くの国で使われているイメージも鑑みられているのだと思う。

 では鉄道はどうなのだろう。とりあえずは、この警笛鳴らせの標識を見る限り、グローバルで標準化されているようには見えない。

 そういえば日本の鉄道標識でさえほとんど知らない。『警笛鳴らせ』の標識を知っていたのは、昔ゲーム『電車でGO!』をやったことがあるからというだけだ。考えてみれば鉄道は基本的に運転手をメインとした関係者に伝われば良いものであって、普通の人は見ないものだ。鉄道関係者かマニアでなければ鉄道標識を知る機会も少ない。

【写真】2011年12月
【文章】2016年7月

赤いバナナはやはり通常の3倍

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 ご存じの通り、バナナは台湾の特産品である。甘く美味しいバナナが、安い値段で手に入る。

 日月潭で投宿した宿は、1階の入り口のところで果物屋を営んでいた。そこで見つけたのが、他のバナナと違って、赤く、さつまいものようにずんぐりとしたバナナ。値段は普通のバナナの倍くらいしていたかと思うが、そもそも普通のバナナが安すぎて、食べきれない量で売っていることが多いので、2本だけなら丁度良いということで、チャレンジしてみることにした。

 食べてみたが、食感は少しもちもちっとした感じで、甘みも香りも濃厚。熟して食べごろの普通バナナの味や香りが2~3倍に濃縮されている印象だ。単に印象なので糖分がそこまで多いかはわからないが、少なくともバナナ好きにはたまらないだろう。

 台湾でもあまり頻繁に目にするものではなかったが、機会があればお試し頂くのも良いと思う。

【写真】2011年12月
【文章】2016年6月
  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



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    2016/6/2開設