最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

Northern 北部

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

シンガポール動物園のナイトサファリ

P1000905

 シンガポール動物園は『ナイトサファリ』が有名である。その名の通り、夜の動物園を巡ることができる。昼間元気な動物たちの普段とは違う姿や、夜行性の動物の生態などが見られる。動物好きでなくても、非常に興味深くて面白いのではないかと思う。

 ところで前もってお断りしておきたいのだが、訪問当時のコンパクトデジカメの性能はそれほど良くなかった。特に圧倒的に違うと感じるのが、暗所での撮影である。昨今のカメラは暗い所でもかなり綺麗に撮れるようになっているのが感動的でもある。ともかく、薄暗く保たれており、フラッシュ撮影も禁止されているナイトサファリでは、綺麗な写真がほとんどないことにはご容赦頂きたい。

P1000903

 ナイトサファリを周るのにトラムサファリという連結式の電動カートが用意されている。確か別途料金が必要だったはずだが、いくらだったかは失念してしまった。

P1000904

 私もとりあえずこのトラムサファリに乗って園内を巡るツアーに出かけたわけだが、後から思えばこのトラムでのツアーは不必要だったと思う。まぁ最初はわからないし、他の客も皆これで行くのでそうすべきものなのだろうと思ったのだから仕方がない。

 実はナイトサファリを巡るのは、この電動カートに乗り込まずに、歩いて回ることもできる。園内は広く、トラムが巡るコースは園内すべてではない。逆にトラムでしか行かない場所はほとんどない。歩いて行かないと全ての動物を見て回ることはできないのだ。

P1000911

 それに乗り物で通過するだけでは、満足に見られないこともある。しかし徒歩なら立ち止まることも可能なので、自分のペースで心行くまで観られる。

 私も最初はカートに乗って一周したわけだが、物足りないというか、見ていないところがあるのがもったいないと思ってしまう貧乏性というか、結局歩いてもう一周してしまった。

P1000908

 恐らく旅行ガイドや他の紹介ページなどではカート(トラムサファリ)の紹介が書いてあるとは思うが、もし体力と時間が許すなら、最初からカートには乗らずに歩いて回るのが私的にはお勧めである。

 ゆっくり歩いて見て回ると、だいたい1.5時間程度だったと思う。もちろん熱帯のジャングルの中の動物園なわけだから、比較的涼しい夜の時間帯とはいえ、それなりに暑い。でも苦労以上の満足はあると思う。

【写真】2011年11月
【文章】2019年7月

シンガポール国内のマレー鉄道の鉄路

P1060955

 マレー半島の先端にあるシンガポールは、マレーシアから独立した国であり、密接で微妙な関係にある。そしてその歴史の経緯もあり、シンガポール国内にはマレー鉄道が管轄している鉄路があった。

 以前に国境のシンガポール側の駅を紹介した記事にも記載しているが、2011年より国境の橋付近にあるウッドランズが終点となり、シンガポールの市街までは走っていない。この写真は2009年のもので、まだシンガポール領内をマレー鉄道が縦断していた時のものだ。ちょうど国境のウッドランズとシンガポール駅の中間くらいの場所である。

 走っている本数も少なかったので、この時鉄道がやってくるのを見ることはなかったが、私が次にシンガポールを訪れた時には、すでにシンガポール領内のマレー鉄道はほぼ廃止された2年後だった。もしこのことを知っていたら、列車がやってくるのを暇つぶしに待ってみたかも知れないが、旅の縁とはそういうものだ。

P1060957

 まだ走っていた当時でも、草臥れた感じがあった。この看板も数字らしきものが書いてあるようだが、錆びてしまって読めない。

 今ではもう鉄路などは撤去されて、もしかしたら跡形もなくなっているのかも知れない。

【写真】2009年3月
【文章】2019年1月

シンガポールの国際列車の玄関口ウッドランズ・トレイン・チェックポイント

P1000953

 以前の記事でマレー半島を縦断してタイのバンコクとシンガポールを結ぶ国際特急列車を紹介したことがある。マレー半島の先端に位置する島国シンガポールは、マレー鉄道の南端の終着点である。

 欧州はシェンゲン協定により国境を特別な手続き無しに越えられる国々が多いが、普通は国境を越える場合、出入国の手続きが双方の国境の駅で必要になる。

 写真はマレーシアのジョホールバルで出国して、シンガポール側に到着したところ。

P1000952

 シンガポール側で入国手続きをする場所は、ウッドランズ・トレイン・チェックポイントと呼ばれている。

 昔はその名の通り、ここはチェックポイント、すなわち入国手続きを終えた後、また列車に乗ってシンガポール市街中心部まで行くことができたのだが、2011年6月にここからシンガポール市街までは廃線になった。すなわち現在ではシンガポールの北の端にあるウッドランズは、チェックポイントではなく、マレー鉄道のシンガポール側の終着駅であるわけだ。

 この写真を撮ったのはシンガポール島内のマレー鉄道が廃線になって約半年後の2011年11月で、少なくともこの時はまだチェックポイントと呼ばれていた。今はどうかはわからない。

P1000956

 当時はターミナル駅という様相ではなかった。長距離列車の終着駅というのは、うまく言えないがある種の旅情を漂わせるものだと思うが、まだそういう雰囲気ではなかった。今はどうかはわからない。

 ただし簡単に市内交通(MRT)に乗換可能なので、特に便が悪くなったということはなかったと思う。

P1000955

 外から乗ってきた列車をパチリ。もちろん豪華特急ではない。ジョホールバルとシンガポールの間には、日に何本か国際列車が運行されているのだ。

 ただし単に移動するだけなら、おそらくバスを使うほうが簡単で便利だと思う。本数も多いし、市の中心部から乗換もない。ただ列車で国境を越えて出入国手続きをすること自体が、私にとっては珍しい経験であったし、やはり鉄道旅の旅情みたいなものを感じてよかった気がする。

【写真】2011年11月
【文章】2018年11月




シンガポールのジャングルで鮮やかな色の蛇に出会う

P1060951

 シンガポールのブキティマ自然保護区のジャングルをトレッキングした話を以前に記したが、このときジャングルの中で色鮮やかな蛇に出くわした。

 頭としっぽは赤橙色で、背は黒く、腹は青みがかかっている。少なくともこのような蛇を今までに見た覚えはなかったし、毒があるのかないのかもわからなかった。サイズはそんなに大きくはなく、靴紐のようにも見えた。

 こんなに特徴的な色なのに、後に調べてみても蛇の種類がわからないのは、調べ方が悪かったのだろうか。ご存じの方がいらっしゃったらご教授頂きたい。

P1060952

 普段は京都の西山や天王山辺りを散策することが多いのだが、日本の山においても山歩きするときには、いろいろな動物に注意をしなければならない。ヒルや蚊などもそうだが、熊や猪、毒蛇、スズメバチなど、襲われれば命の危険がある動物にもしばしば出くわす。

 日本であればまだ慣れたものではある。性質も対処もわかるし、そもそもいらぬことをせねば、そう襲われるものではない。

 しかし海外で山歩きをしているときに、見知らぬ動物に出くわすと、かなり肝をつぶす。大人しいのか獰猛なのか、毒を持っているのか、どう対処すれば良いのか、わからないことだらけだ。

 写真がブレたりピントがあっていないのは、かなりビビっていたからだ。まぁカメラを向けるくらいの余裕が少しばかり残っていただけでも僥倖なのかも知れない。見知らぬ土地で見知らぬ動物を出会った時には用心しすぎるくらいでちょうどいいのだとは思う。

【写真】2009年2月
【文章】2017年9月

熱帯雨林のジャングルをトレッキング シンガポールのブキティマ自然保護区

P1060946

 以前の記事で、シンガポールの最高峰に登った話を書いたが、その最高地点も含めた周辺のジャングル一帯は、ブキティマ自然保護区とされており、一般にも開放されている形だ。

 頂上までは舗装されたハイキングロードで、特にトレッキング装備が必要になるようなこともないことは、同じく以前の記事で記した通りである。下の地図で言う赤線のコースだ。

 だが自然公園内には頂上のさらに奥などにもコースがある。そこに進むと、一転して山中のハイキングコースっぽくなってくる。そんなに長いコースではないが運動靴、できればトレッキングシューズが欲しいところだ。

 P1060949

P1060947

 昔の携帯カメラの写真なので、いまいち写りが悪いのが恐縮だが、パッと見の雰囲気は日本の深山と似ていなくもない。だが、ゆっくりと観察してみると、やっぱり木々や植物が、日本のものとは明らかに違うものが多く生えている。

 生物学や植物学に詳しくなくても、日本では見かけないような動植物に色々と出会えたりする熱帯雨林の散策は、なかなか楽しいものだ。


P1060948
 地図の外周付近までグルリと周ってみた。そんなに長いコースではなかったが、やはり南国の熱帯雨林である。汗びっしょりになるので、水くらいは持参したほうがよい。

 ちなみに公園の入口(ビジターセンターがあるところ)から、頂上経由でNorth View Hutまで行って、グルリと周って帰ってくるのに一時間ちょっと。これは私の写真のタイムスタンプに因る。ただし私は非常に健脚だと思うので、普通の脚だと、だいたい1.5~2.5時間程度と見て頂いたほうが良いかも知れない。

【写真】2009年3月
【文章】2017年3月


  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



記事検索
カテゴリー
ブログコミュニティ
いろいろな旅行ブログ
にほんブログ村 旅行ブログへ

いろいろなタイ旅行のブログ
にほんブログ村 旅行ブログ タイ旅行へ

いろいろな台湾旅行のブログ
にほんブログ村 旅行ブログ 台湾旅行へ

いろいろな中国旅行のブログ
にほんブログ村 旅行ブログ 中国旅行(チャイナ)へ
メッセージ

名前
メール
本文
Thanks for your visit (UU counts)

    2016/6/2開設