最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

KamphaengPhet カンペーンペット

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

東南アジアでよく見かけた丈夫な袋

2008-01-31_09.41.17

 タイやラオスなどを旅していると、バスや鉄道駅などで、地元の人がよくカラフルで丈夫なビニール袋を抱えたり、引きずったりしているのをよく見かけた。サイズはこれくらいのや、もう一回り大きいものが多かった。今でも一般的なのかはわからないし、柄も増えているのかも知れないが、昔はとりあえずこのような柄ばっかりだった。

 生地は麻っぽいビニールというか、おそらくビニールシートの生地と似たようなものだと思う。少々地面に引きずったり、乱暴に扱っても、すこぶる丈夫で破れない。軽く丈夫で水にもそこそこ強く、そして安価である。スタイリッシュではないという点を除けば、なかなか万能なバッグだ。

 とはいえ、このバッグをなんと呼べば良いのか、私にはわからない。日本ではほとんど見かけないと思うが、なぜかは知らない。どれくらいの国や地域に分布しているのかもわからない。いや、興味があるのだが、名称がわからないので、調べようがない。しかし、こういうケースでも、なんらかの機会でヒントを得て、そこからパラパラとドミノが倒れるように解かれることは多い。

 写真の場所はカンペーンペットのバスターミナルにて。

【写真】2008年2月
【文章】2018年8月

落ち着いた雰囲気のカンペーン・ペットの遺跡公園

2008-01-30_16.59.12

 カンペーンペット(トはほとんど発音しない)は、スコータイの南に位置する同名の県の県都である。直訳すると『金剛壁』『Diamond Wall』、その名の通り、スコータイ王朝時代には要塞都市として栄えたそうだ。

 城壁の一部や遺跡は現在も残っており、歴史公園として綺麗に整備されている。アユタヤーやスコータイ、あるいはピマーイの歴史公園と比べても非常に人が少なく、落ち着いた雰囲気であった。

2008-01-30_16.54.25

 スコータイやシーサッチャナーライと共に、ユネスコの世界遺産に認定されている。

 ただし、スコータイの遺跡だけでも広すぎて2~3日では回りきれないくらいである。それに加えて、スコータイから50kmほどのシーサッチャナーライなら、スコータイから日帰りで訪問するのも簡単なのだが、カンペーンペットは約80km、日帰りは不可能ではないが、見所の規模感も鑑みると余裕はあまりない。スコータイと同様式の遺跡なら、わざわざカンペーンペットにまで足を運ぶ必要はないのかも知れない。

 しかしだからこそ、世界遺産の割には訪れる人が少なくて、落ち着いた雰囲気なのかも知れない。規模感や保存状態の良さを考えると、穴場だと思えた。

【写真】2008年1月
【文章】2018年5月

鈴なりのチョンプー(ジャワフトモモ)

20
 タイのカンペーン・ペット(トはほとんど発音しない)の街を歩いていると、足元に赤みがかかった黄緑色の果実らしきものがたくさん落ちていた。良く見るとジャワフトモモらしい。

 ジャワフトモモはタイ語ではチョンプーと呼ばれる蒲桃(フトモモ)の一種で、東南アジアではよく見かけるフルーツである。ピーマンに似た外見と食感だが、食べてみると甘い。ただ他の南国フルーツほど攻撃的で圧倒的な甘さではなく、野菜のジューシーさに甘みが足されているような感じだ。

09
 見上げてみると、道のわきの民家の庭の木が道まで迫り出しており、鈴なりのチョンプーが生っていた。

 そういえば日本でも、昔ながらの民家では、よく柿などがせり出して、道に実が落ちていたりもしたものだ。漫画サザエさんでも、カツオがそれを取ろうとするシーンなどが描写されていたはずだ。バブルは崩壊しても、日本の土地はやはり高騰してしまっており、昔からするとせせこましく家が建っている。新しくできる住宅街などではこういった風景も見かけなくなったものだと思う。

 ちなみにフトモモと言う日本の呼び名も、中国の名前である蒲桃(プータオ)が由来であるとのことだ。

【写真】2008年2月
【文章】2016年10月

カンペーンペットの随一のホテルとタイの中級ホテル

08

 カンペーン・ペットはスコータイの南側に位置する同名の県の県都でもある。街に残るスコータイ時代の遺跡群は、スコータイ遺跡とともに世界遺産登録されている。

 ちなみにタイ語では最後の子音は口だけその子音の形を作るがほとんど発音しないので、カンペーン・ペッに聞こえるのだが、表記は一応ペットとしておく。

 この写真のペットホテルは街一番の高級ホテルとのことであったが、値段は2008年当時で日本円にして2000円もしない程度だったと記憶している。ペットホテルと言うと、小動物を預かるところに勘違いされそうなのだが、もちろん地名から来ている。

15
30

 値段を聞いてあまり期待していなかったが、中は想像以上に綺麗だった。さすがに高級ホテルとまではいかないが、部屋にはエアコンはもちろんTV、冷蔵庫、机まであるし、バスタブもついている。バンコクでこのレベルのホテルに泊まろうとすれば価格は倍では済まない。とってもお買い得感があった。

 私が旅で宿を選ぶ際、あまりの安宿は選ばない。普通の会社員の旅行だと長くても1週間程度で金銭面に余裕があることもあるし、安すぎるところは治安面でもあまりよろしくないということもある。

 それにタイは日本人が考える以上に階級社会だということもある。ある程度お金を持っているはずの日本人が、必要以上にみすぼらしい恰好をして安宿に泊まるバックパッカースタイルをもてはやす風潮を、彼らは頭がおかしいくらいに思っている節があった。現在はわからないが、当時はそうだった。

 それはともかく、こういった中級ホテルクラスは、いわゆる日本のビジネスホテルのようなものだと思えばいいのだが、やはり暑い国なので冷蔵庫がついているとありがたい。風呂はたいていシャワーだけなので、バスタブは正直どうでもいいが、ホテルを判断する際の基準にはなる。このペットホテルはコストパフォーマンスは抜群だと思った。

 世界遺産登録からだいぶ時も経ち、カンペーンペットもかなり観光開発が進んだと聞く。ホテルももっといいホテルがいくつも建っていると思う。またタイ全体で物価やホテルの宿泊費もかなり上昇しており、初めて訪問したときから20年くらいで、値段は1.5~2倍くらいになっているように思う。

【写真】2008年12月
【文章】2016年6月

カンペーンペットのサムローも前二輪のタイプ

30

 スコータイの南側カンペーンペットの三輪タクシー・サムローも、スコータイやピッサヌロークと同じく前二輪のタイプだった。イサーンでは見かけないし、ランパーンやチェンマイ、チェンラーイなどの北部はどうだっただろうか…あまり見なかったような気がする。私が覚えていないだけかも知れないが。

 タイ・ラオスで言うトゥクトゥクやサムローだけでも色々種類があるし、もっと広げるとインドのリクシャ、フィリピンのトライシクル、インドネシアのバジャイなど、形や仕様は様々だ。分布図みたいなものはないかな…。

【写真】2008年2月
【文章】2016年6月
  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



記事検索
カテゴリー
ブログコミュニティ
いろいろな旅行ブログ
にほんブログ村 旅行ブログへ

いろいろなタイ旅行のブログ
にほんブログ村 旅行ブログ タイ旅行へ

いろいろな台湾旅行のブログ
にほんブログ村 旅行ブログ 台湾旅行へ

いろいろな中国旅行のブログ
にほんブログ村 旅行ブログ 中国旅行(チャイナ)へ
メッセージ

名前
メール
本文
Thanks for your visit (UU counts)

    2016/6/2開設