最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

Nakhon si Tammarat ナコンシータンマラート

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

シー・タンマソーカラートの公園

DSC_5461

 ナコーンシータンマラートの街を南北に貫く大通りラーチャダムヌン通りを乗り合いソンテウに乗って走っていると、古い城壁らしきものを見かけたので、降りてみることにした。

 そしてこれは城壁のすぐそばにあった公園の像。なんだか立派な像である。

DSC_5462

 シー・タンマソーカラートの像だと書いてあるようだ。後で知ったことだが、この公園自体、シー・タンマソーカラート記念公園というらしい。

 カラートは王様(~~王)という意味?それとも固有名詞の一部?よくわからなかったが、とりあえず街の名前に似た名前だと思った。後に調べて知ったことだが、このシー・タンマソーカラートはナコンシータンマラートを作った人で、地名の由来でもあるとのこと。

 そういえばタイの王朝といえば有名なスコータイやアユタヤー、それにシュリーヴィジャヤやドヴァーラティー、ハリプンチャイ、ラーンナーなどは世界史でも少しだけ習ったけれど、南部についてはあまり知らなかった。この辺りにもいくつか小さな王国が築かれ、ナコーンシータンマラートもその一つだったらしい。

DSC_5460

 それはともかく、旧城壁近くにあるこの公園は整備されていて綺麗だった。ただし時間はまだ午前九時半頃だったにも関わらず、あまりにも暑すぎたせいか、他には人っ子一人いなかった。涼む木陰もない。私も早々に退散してしまった。

 それほど見ごたえのある名所というわけではないが、旧城壁やラックムアンなどをブラリと巡るついでに立ち寄るのも良い。

【写真】2018年12月
【文章】2019年9月

バス停のような小屋しかない駅 タイ国鉄

DSC_5380

 日本でも地方に行けば駅舎がなかったり、申し訳程度の小さな駅舎や待合室しか持たない無人駅を見かける。都市と地方との差が日本の何倍もあるタイで見かけるのは、むしろ当たり前なのかも知れない。

 以前の記事でも紹介しているが、タイ国鉄のホームは列車の乗降口と同じ高さではなく、乗降口には乗降用のステップが付いている。地上の高さから乗り降りするのが普通なので、地方に行けばそもそもホームがない駅もあったりする。

DSC_5379

 これは一番上の写真の駅よりいくつか前に止まった別の駅だったが、周囲は共通して長閑なものだった。

 人が乗降することがあるのか、と思ったりもしたのだが、意外と小さな小屋しかない駅でも、ぞろぞろと乗り降りしているのも見かけた。

DSC_5378

 バス停のような小さな待合室の小屋だけで、駅舎もない。そもそも駅員が常駐することも考えられていない。もちろん案内もタクシーやバス乗り場もない。

 居るのは水牛だけ、という駅もあった。2枚目の写真と3枚目の写真にも人は写っておらず、ただ水牛がいるだけだ。

【写真】2018年12月
【文章】2019年6月

ナコーンシータンマラートのラックムアン(市の柱)

DSC_5469

 ナコーンシータンマラートはタイ南部の街である。街の規模はそれなりに大きいが、あまり見どころはない、と旅行ガイドなどには書いていたりもする。しかし街を歩いてみると、それなりに色々とあるものだ。

 こちらはナコーンシータンマラートの市の柱、ラックムアンの社である。ラックムアンについては、こちらの過去記事でも書いているので詳細は割愛させて頂くが、タイの大きな街には大抵あるその街の守り神のような存在である。

 なかなか美しい場所なので、立ち寄ってみる価値はあるのではないかと思う。

DSC_5471

 立派な白亜のサーンチャオ。サーンチャオとはラックムアンを収めている社のこと。
 なんだかチェンラーイのホワイトテンプル、ワットロンクンを思い出す造形である。

DSC_5477

 濃い蒼の空に白を基調とした尖塔は映える。

DSC_5476

 正面の階段の両端にあるナーガも真っ白。

DSC_5473

 こちらが社の中にあるご本尊のラックムアン。四方に面がついているのは変わっているかも知れない。

 なにか儀式のような感じでお祈りをされていた方もいらっしゃったので、邪魔にならないように…。

DSC_5474

 信仰の対象であり、お供えやお祈りを捧げるスペースもある。

 ナコーンシータンマラートにいらっしゃる機会があれば、訪れてみるのもよいかと思う。

【写真】2018年12月
【文章】2019年4月

ナコンシータンマラートの寺院の若干変わった造形

DSC_5393

 この日の翌日、私はナコンシータンマラートの街からスラーターニーの街へ移動するつもりだった。バスターミナルが別の離れた場所にあることは既に知っていたが、某有名旅行ガイドにはこの辺りにスーラターニー行きのバス乗り場があるとのことで、散策がてら様子見に来てみた。

 しばらく探してみたが、バス乗り場は結局見つからなかった。旅行ガイドの情報にはそういうことがよくある。翌日にはやはりバスターミナルまで行こうと決めたのだが、せっかくだったので近くにあった寺院に立ち寄ってみることにした。

 入口の表示によると『ワット・シータウィー』という名の寺院らしい。ガイドブックにも載っていなかったし、参拝者も他におらず、少なくとも有名寺院ではないようだ。

DSC_5395

 入るとすぐ正面に高僧らしき像があった。プラパッタナータームターダーと書いてあったが、残念ながら私にはタイの仏教の知識が欠けており、どういった方なのかは存じて上げていない。

DSC_5399

 それほど格式の高い寺院というわけでもなさそうだと思っていたのだが、本堂は立派できちんと手入れもされてる。

DSC_5397

 脇にあった仏像と見ざる・聞かざる・言わざるを表す3人の子供の像。日本では日光東照宮の三猿が有名である。不見・不聞・不言は、論語にも『非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、非礼勿動』と載っているように、元は中国の教えで、そこから周辺にも広がったようだ。なぜ四訓が三訓になっているのかは知らない。

 ちなみに日本では見ざる・聞かざる、などの「ざる」という音のダジャレで猿のモチーフとなっているかと思っていた。たぶんそんな一面もあったのかも知れないが、三猿が日本だけでなく、インドなどでも見られることからすると、単なるダジャレだけでもないらしい。庚申信仰やラーマ王子(神話ラーマヤナの主人公でヴィシュヌ神の化身)に仕えるハヌマーンから来ている説もある。どれが正解というわけではなく、色々混じり合ってるのだろうと思ったりもする。

DSC_5400

 本堂の外側を守っていたヤック神。なぜか短足・頭でっかちの造形で、少しコミカルに見えてしまう。

DSC_5401

 本堂の外壁にあった、なんだか中性的な感じの仏像。表情もなんだか不思議な感じだ。ゆるやかな曲線や柔らかな笑顔はスコータイ風を思い起こさせるが、全く似てはいない。

DSC_5402

 狛犬?たぶんシン(獅子)だと思うのだけれど、これも他ではあまり見ないような造形。

 シンは、タイのビールのシンハビールのモチーフ。サンスクリット語で獅子を表すシンハが語源であるが、タイではビールの名前もシンハとは発音せずシンとだけ発音する。シンガポールのシンガの語源も同じである。

備忘録として寺院の場所


【写真】2018年11月
【文章】2019年2月

ナコーンシータンマラートの渡ってみたくなる歩道橋

DSC_5390

 タイ南部の街ナコーンシータンマラート。この中心部付近、ちょうどタイ国鉄の駅から東に少し進んだ交差点に架かる歩道橋は、なかなか立派なものだ。

DSC_5391

 そもそも横断歩道がない交差点なので、歩道橋を渡らざるを得ない。ひと昔前のタイでは歩道橋があっても面倒がって使わず、ガードレールを跨いででも下の道を渡る人が多かった気がするが、2018年では下の道を徒歩で横断する人はほとんどいなくなっていた。

DSC_5392

 歩道橋は交差点の四方を繋いでいて、なかなか立派なものである。

 ただなぜ中華風なのかはわからない。特にチャイナタウンが付近にあるわけではなかったと思うが、華僑が比較的多めに住んでいる地域なのかも知れない。もう少し南部にはクリスチャン病院やイスラム教徒用の食材のお店、あるいはインド市場みたいなのもあり、下の写真のような歩道橋もあった。この歩道橋の間あたりが、ちょうど文化の混じり合うところなのかも知れない。

DSC_5478


【写真】2018年12月
【文章】2019年2月

  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



記事検索
カテゴリー
ブログコミュニティ
いろいろな旅行ブログ
にほんブログ村 旅行ブログへ

いろいろなタイ旅行のブログ
にほんブログ村 旅行ブログ タイ旅行へ

いろいろな台湾旅行のブログ
にほんブログ村 旅行ブログ 台湾旅行へ

いろいろな中国旅行のブログ
にほんブログ村 旅行ブログ 中国旅行(チャイナ)へ
メッセージ

名前
メール
本文
Thanks for your visit (UU counts)

    2016/6/2開設