最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

Phatthalung パッタルン

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

これまでに泊まった中で一番良かった宿は…

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 おそらく私は平均よりは遥かに多くの旅をしてきたほうだと思う。もちろん各地の宿にもたくさん泊ってきたことになる。海外への渡航日数の合計も365日を越えてしまったし、国内旅行を含めれば数えることも困難なくらいだ。

 ただ、私はそれほど宿にはこだわりはないし、基本的にある程度の清潔さと立地の良ささえ確保できればよい、という程度である。そんな中で「今までに一番良かった宿は?」と問われれば、普通は困るのだろうと思う。実際、私も昨年までは答えに困ったかも知れない。しかし今なら即答できる。

 もちろんこれは私の主観に過ぎないことはご了承頂きたい。ただし多くの旅を共にした家内も、おそらく迷いなくここを挙げるはずで、それほど他を引き離すブッチギリのコストパフォーマンスだったと思う。

 そのホテルは…場所はタイ南部のパッタルン。駅から徒歩数分のホテル・セントリス。ちなみに宿泊した時はツインベッド1室2名で、日本円にして2000円程度。

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 ホテルの前の通りは街のかなり賑やかな一帯である。しかしパッタルンの街全体、ビルが立ち並んでいるわけでもなく、田舎町の風情である。

 奥に見える赤い丸屋根の建物が、街で一番大きな市場だ。

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 エレベータホールの様子。ちなみにエレベータ内も綺麗で、ほんのりレモングラス系の芳香を感じた。全体的に清潔感があり、随所にホテルの人々の「ちょっとでも良くしよう」という心遣いを感じる。

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 館内は簡素ながらもチープではなく、ハイセンスで綺麗。清潔で明るく、安いホテルとは全く思えない。

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 かなり広くて快適な部屋。豪華ではないが、シンプルで機能的で清潔感がある。冷蔵庫もあるし、アメニティも最低限以上。本当に2000円という値段は驚きである。

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 タオルが象の形に。こういうのもまた嬉しい。

 無駄にも思えるような細やかな心配りができる宿というのは、たいてい従業員もきちんと教育されていてホスピタリティの意識も高く、フロントなどでも礼儀正しく丁寧であるように思う。もちろんここも例外ではない。

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 窓からの風景。高い建物はあまりないが、街の付近は平野なのにニョキッと険しく小高い山があちこちに聳えているのがパッタルンらしい風景と言えるだろうか。

 ホテルでは自転車を無料で貸し出してくれた。それで街中をブラついた話はまた後日書こうと思う。


 とりあえず数十年旅を重ねてきた中でも、国内外含めて間違いなくダントツでブッチギリの費用対満足度。是非もう一度利用したい、と思わせてくれた、数少ない宿の一つである。

【写真】2018年11月
【文章】2019年11月

二匹の黒犬

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 タイ南部パッタルンの洞窟のある寺院で仲良く寝そべっていた二匹の黒犬。兄弟だろうか。

 タイの寺院にたむろしている犬の割には珍しく、とても綺麗で艶のある毛並みだった。

  転寝の邪魔をしないようにそっと通り過ぎたはずなのだが、時折薄く目をあけて警戒しているようだ。何もしないよ、邪魔をして済まないね。

【写真】2018年11月
【文章】2019年6月

パッタルンの市場のカノムチーン

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 タイ南部のパッタルンの街に着いて、とりあえず投宿した頃にはお昼を過ぎていた。お腹が減ったので、近くの大きな市場に行ってみることにした。タイのローカルな市場には、大抵食べ物の露店なんかもあって、手軽に食事にありつける場合も多い。

 朝や夕刻は賑わうであろう市場も、真昼間にはそれほど混んではおらず、開いていないお店があったり、店の人が暇そうに番をしているお店が多かった。しかし、やはり予想通り市場の片隅には食事できそうな一画があった。

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 その中でカノムチーンを出すお店があった。今回の旅行ではまだ食べていなかったので、とりあえずはここでお願いすることにした。そもそも街自体が観光客慣れしておらず、その中でも庶民の市場なのだから、お店の方も戸惑っておられたが、注文するくらいの意思疎通はできる。

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 先日に当ブログから独立させた『オッサンのジャンク飯』内のこちらの記事にも先般書いたばかりであるが、カノムチーンとはゲーン(タイ風カレー)をかけて食べる素麺のような料理である。『タイのカレーそうめん』などと紹介されていることもあるが、カノムチーンは基本的に米粉を使うので素麺とは別物である。ただし外観や食感はよく似ている。こちらのカノムチーンには、バミー(小麦麺)も入っていた。

 決して豪華ではない、チープでジャンクな食事だ。衛生面においても、決してお勧めできる環境のお店ではない。だが以前タイのコンビニ飯の記事にも書いたように、私にとっての旅先グルメは味覚だけで味わうものではなく、好奇心を満たす御馳走でもあるのだ。もちろんそれで失敗することも多々あるが、それもまた旅の思い出だと思っている。困った性分であると我ながら思う。

 とはいえ、ここのカノムチーンは思った以上に味のバランスがよくて美味しかったので、瞬食してしまった。

【写真】2018年11月
【文章】2019年6月

学生が横切って通学するパッタルン駅の朝

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 タイ南部の地方都市パッタルン。同名の県の県都ではあるが、高い建物もなく、小さな田舎街といった様相だった。

 そんなパッタルンの駅の朝。中学生くらいの学生たちがぞろぞろと線路を渡って行く。日本のように高いプラットホームはなく、駅をそのまま横切って歩くことができる。昔はタイの駅はどこもこのような感じだったが、2018年に訪問した際には大きな都市の駅では軌道の間にフェンスができて、特定の場所からしか横切れないようになっているところが増えていた。もしかしたらこの光景も数年後には無くなっているのかも知れない。

 フェンス等で自由に人が行き来できなくするのは事故防止のためだろうと思うが、以前の記事などでも何度か書いたことがあるように、以前のタイは日本と比べると自己責任と自由尊重に大きく偏っているように思えた。バランス感覚も変わりつつあるのかも知れない。

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 駅舎のある左側に街の中心部が広がっていたのだが、学校は右側にある。そのため駅のところで横切っていくのだ。もう少し南に踏み切りもあるのだが、街から学校に向かうには少し遠回りをすることになる。

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 朝から散歩がてらに散策していた私も、学生たちについて駅の向こう側に抜けた。

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 駅の向こう側は小さな川があった。いくつか小さな橋が架かっていて、対岸の道に抜けることができる。学生たちの学校もすぐ近くにあった。

 県庁所在地のメインターミナルのそばとは思えない長閑さである。

【写真】2018年12月
【文章】2019年4月

朝のカオマンガイ

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 この時は、早朝から山に登ってきた。朝で気温は低めだったが、それでも南国の朝は暑い。歩いているときにはシャツが絞れるくらい汗だくだったと思う。いったん宿に帰るつもりでいたが、途中で見かけた食堂にフラリと入る。どうやらカオマンガイのお店だった。

 私は普段は朝食は軽めなほうだ。昔は食べなかったり野菜ジュースだけで済ませることも多かった。だから普通ならば朝から肉というのはあまり考えられないことだが、このときはやはり体力を消耗してお腹が減っていた。朝からでも軽く平らげてしまった。

 思えば、タイでカオマンガイのお店に入って、あまり大きなハズレだった記憶はない気がする。

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 朝からカオマンガイのお店を開けていて儲かるのだろうか、と思ったりもするのだが、開いているからには需要もあるのだろう。

 一応備忘録として、忘れないうちに位置を記録しておく。



【写真】2018年12月
【文章】2019年3月

  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



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