最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

自動販売機あれこれ

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

福袋の自動販売機

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 福建省厦門のショッピングモールの片隅で見かけた自動販売機。先日紹介した自販機と同様、現金投入口はない。電子決済にしか対応していないようだ。

 いや、驚いたのは、その売られているものである。初めはなにかわからなかったが、どうやらこれは福袋らしい。確かに中国でも福袋は人気のようで、街の至るところでよく見かけたりするが、自動販売機にまで並ぶとは。とはいえ、考えてみれば、積んである福袋の中身を開けてチェックするような不届きなことは自然に防止できてしまうので、実はナイスアイディアかも知れないと思う。

 買う人がいるのかなぁ、と思ったりもした。しかしどうやらそれも杞憂らしい。この自販機は宿泊したホテルの近くにあり、私は同ホテルに三夜連泊した。つまり、この自販機も何日か続けてみることになったのだが、確か二日後に見た時にはかなり売り切れの棚が目立っていた。

 上記リンク先の記事通り、ビザ無し短期旅行者にはAliPayなどの電子決済が使えないので、利用できなかったのが少し残念ではある。

【写真】2019年1月
【文章】2019年2月

現金投入口がない自動販売機

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 中国の福建省泉州の山の中で見かけた自動販売機。飲料やスナック菓子などが売られていた。

 最近増えている中国の自動販売機には、現金投入口がないものが多いようだ。電子決済が広く普及して現金購入のニーズが低下しており、その機能を除くほうがコスト的にも防犯的にもメリットがあるのだろう。日本の電子決済に対応している自販機には現金購入もできるものが多いが、中国の最近の自販機では潔く取り払っている。

 とはいえ、中国の電子決済は二社で90%以上を占めているのだが、その両者、WeChatPayにしてもAlipayにしても、中国国内の銀行口座を保有しないと使えない(2019年1月現在)ので、外国人には高いハードルで、特にビザ無しの短期旅行者にはほぼ不可能である。

 そんなわけで、旅行者には街角のジュース自販機でさえ使うことができない事態が発生している昨今である。

 この辺りは過渡期ということで仕方ないのかも知れないが、観光産業に力を入れる中国としては、早々に手を打ってくるのかも知れない。私的にはAlipayとPayPayが互換とか、日本の交通系カードの互換みたいな感じで世界の電子マネー業界を巻き込んでいきそうな気がしている。

【写真】2019年1月
【文章】2019年2月

クレジットカードが使える自動販売機

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 以前、自動販売機は日本以外ではあまり見かけることはなかった。空港などの極めて人通りが多く、モラルがそれなりに保たれる場所だけだった。

 昨今ではアジアの都市でも、自動販売機は散見されるようになっているようだ。過去記事でも中国で見かけた生搾りオレンジの自販機の紹介をしているが、日本では見かけないような斬新な商品やデザインのものも見かける。

 写真の自販機はマレーシアの首都クアラルンプールの駅で見かけたものであるが、クレジットカードが使える。私が見たことある範囲では、日本でクレジットカードが使える自販機はJRの券売機くらいで、飲料の自販機などでは見たことがない。Suica等の交通系やEDY等の電子マネーが使えるものをチラホラ見るくらいだが、それも多いとは言えない。私はそのせいでコンビニで買うようにしているくらいだ。

 日本は自販機大国ではあるが、先端技術の普及と言う意味では逆に立ち遅れているように見える。中国の昨今の電子決済の普及を見ると、もはや現金支払いの自販機など国際的には時代遅れだと思う。もちろん入れ替えなどにはコスト面あるいは現行のビジネスモデルが邪魔をしている部分もあるのだろうけれど、このままでは自販機先進国の日本がグローバルのデファクトスタンダードをとれないような気がする。経営者にそういった意識がないのなら、グローバル化を謳うのはやめたほうが良いとさえ思う。

【写真】2018年11月
【文章】2019年1月

中国の生搾りオレンジジュースの自販機

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 中国の河南省洛陽の観光地で見かけた自動販売機。液晶のタッチパネルを備え、比較的新しいものであることはすぐにわかる。

 左側にオレンジが大きく描かれているように見える。しかし上部は写真だが、下部の若干黄色く見えるのはホンモノのオレンジである。この自動販売機では、その場で搾る果汁100%生搾りオレンジジュースを売っているのだ。

 大きく15と書かれているのは値段である。15元、訪問当時のレートで約270円程度である。生搾りオレンジジュースであれば妥当な線だとも思えるが、スーパーやコンビニで入手できる普通のドリンク類が日本の半額以下のイメージなので、感覚的には500円くらいだ。

 ただし中国でも100%ジュースなどは高級品として扱われているようで、スーパーなどでもそれなりの値段がする。

 このオレンジジュースには会員カードがあって、計10杯飲んだら2杯タダ、20杯になったら6杯タダ、になるらしい。オレンジジュースとはいえ、それなりの高級嗜好品でこのようなシステムがあること自体、中国で金持ちが増えて、高級志向・ホンモノ志向が高まっていることの証だろう。

【写真】2017年10月
【文章】2018年10月

京都市内にも『だし』の自動販売機がありました

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 少し前にTVで紹介されたり、ネットで話題になったような記憶もあるが、国内の主要都市で稀に見かける『だし道楽』の自動販売機。

 あごだしと宗田鰹だしがズラリと並んでいた。あごだしは自販機の絵の通り、トビウオのダシである。日本だとトビウオ漁が盛んな屋久島でもポピュラーであるが、非常に美味だと思う。

 写真は京都市内の木屋町を歩いているときに見かけたもの。京都の懐石料理を出す料亭などでは、丁寧に本格的なダシを取るのが普通である。そんな京都で既製品が売れるのかと思われる方もいらっしゃるかも知れないが、それはイメージ先行というものである。当たり前の話だが、京都民が毎日懐石料理や和食ばかりを食べるわけではなく、本格的にダシを取る家庭ばかりでもない。もしかしたら他都市よりはダシの味にはうるさい可能性もあるが、所詮その程度のものだ。我が家だって普段は粉末や顆粒のだしの素だ。

 とはいえ、売れているのかどうかはわからない。そもそもダシ販売機ってどれほどの需要があるのか、京都の自販機が他都市と比べて売れているのか等、とても興味を惹かれる。

【写真】2018年6月
【文章】2018年6月


  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



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