最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ。たまに自作の音楽の紹介。

路面電車の走る光景

【坂木より】
2016年6月2日開設。現状一日1~2記事の更新です。皆様と『最果(さいはて)志向』と『漂泊の思い』を共有できれば幸いです。たまに昔作った音楽も公開しています。

香港の路面電車はオール二階建て

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 香港の路面電車(トラム)はすべて2階建て車両である。最近の話ではなく、昭和初期(戦時中)よりのことなので、ご存じの方も多いとは思う。

 2階建てのバスは世界各地で見ることができるが、2階建ての路面電車は珍しい。もちろん日本には存在しない。世界中でこの香港含めて3つの都市だけである。他の2つはブラックプール(イングランド)とアレクサンドリア(エジプト)である。

 非常に安価で、八達通(※)で手軽に乗り降りできる。観光客にも地元の人も重宝されている。

 ※八達通:英語ではオクトパスカードという。Suicaのような香港全土で使える交通系非接触ICカード。交通系のプリペイドカードとしてFelicaの規格を世界で最も早く採用し、日本よりも普及が早かった。香港やシンガポールはエリアが広くなく、エリア外への直通乗り入れなどもないからだと思うが、全土に普及させるのがとても早かった。

【写真】2007年3月
【文章】2016年7月

JR松山駅前と伊予鉄

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 愛媛県の松山は学生時代にも縁があり、何度か訪れた懐かしい場所だ。学生時代は予想もしていなかったことであるが、愛媛出身の配偶者を持つことになり、後にも何度となく訪れている。
 
 松山の市街地では、昔からの風物詩として親しまれている路面電車がある。市営鉄道ではなく、伊予鉄(伊予鉄道)の電車である。

 写真はちょうどJR松山駅の駅前である。日本の地方の大都市では、JRの駅が少し中心地から外れたところに位置していることも多い。国鉄時代からの日本の鉄道の歴史や背景等を考えれば当然のことではあるのかも知れない。松山もその例に漏れず、JRの駅前よりは通称『市駅(しえき)』と呼ばれている伊予鉄の松山市駅周辺の方が賑わっている。長距離バスのターミナルがあるのも松山市駅の近くだ。

 伊予鉄は旅の街歩きにも重宝する。写真のJRの駅のほか、松山の随一の繁華街である大街道(おおかいどう)や銀天街(ぎんてんがい)、松山城、道後温泉へも容易にアクセスできる。

【写真】2005年11月
【文章】2006年3月 2018年2月修正
  
プロフィール
管理人:坂木
ただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。何もないことを見に行く。そんな性癖を勝手に最果(さいはて)志向と名付けた。
職業は会社員。休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。



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    2016/6/2開設